・ハンドル
自転車のハンドル幅は、タイヤサイズによって決まる。例えば小径車に26インチサイズ用のハンドルを装着すると、
ハンドルが切れやすくなり過ぎバランスを崩してしまう。慣性モーメントが小さい小径タイヤには、
それにあわせてハンドルが切れすぎない幅を設定する必要がある。一見狭く感じる450mm幅のハンドルは、
走行バランスを保つために欠かせない。 |
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※写真はイメージです |
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・走行安定性
走行安定性は、一定幅の走路を手放しでどのぐらいの距離を走れるかで比較。
上記グラフのようにブリヂストン/モールトンは、軽快車に近い距離を手放しのまま走行することが可能だった。
ブリヂストン/モールトンの65%程度の距離しか走れなかった一般の小径車に比べても、直進安定性の高さは一目瞭然だ。 |
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・走行安定性、操縦安定性の向上
ブリヂストン/モールトンは、走行安定性と操縦性を両立するように軽快車とほぼ同じホイールベース1080mm、
フロントフォークの角度や450mmのハンドル幅など、すべて計算された寸法で設計される。
フレームはパイプ断面形状や分割部分の強度解析を行い、
分割式かつ前後サスペンション搭載のフレームとしては、高い剛性で約2.9kgと、非常に軽いフレームに仕上がっている。
また、一般的に小径車はペダル1回転で進む距離が少ないと思われがちだが、ブリヂストンの小径車は軽快車と同じ距離、
約5m程度進むように設計されている。ちなみにこのブリヂストン/モールトンは、9段変速機を装備しており、
ギアの4段目くらいが軽快車と同じように進むギア比となる。 |
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