【トラック2019アジア選手権】オムニアムを橋本が優勝、アジア選手権2連覇3勝目
【レース名】2019年トラックアジア選手権大会 / オムニアム
【開催地】インドネシア ジャカルタ
【開催日】2019/1/11
TEAM BRIDGESTONE Cycling 出場選手 橋本英也
photo: JCF ツイッターよりhttps://twitter.com/JCF_cycling
トラック2019年アジア選手権でのオムニアムで、TEAM BRIDGESTONE Cyclingの橋本英也が優勝しました。橋本にとっては昨年の勝利に続く二連覇、参加出来なかった一昨年を空けての3度目のアジア選手権タイトルです。
「純粋に嬉しいですね。昨年も優勝しているので連覇は自信になりました」(橋本)
全4種目の総合獲得ポイントにて争われるオムニアム。第1種目のスクラッチでは、最終局面の直前に飛び出した数名を、橋本が後続を率いて追い上げ吸収。結果ゴールスプリントで勝負は決まりましたが、追い上げで脚を使った橋本はゴールスプリントでは精彩を欠き5位に。しかしその次のテンポレースでは、着実にポイントを稼ぎ2位となりました。
「テンポが結構得意な種目で、上手く走れました。最後は先に選手に行かせて2位でしたが、ポイント下位の選手だったので、そのまま行かせました」(橋本)
さらに次種目エリミネーション、最終順位だった選手が毎周回エリミネート(消去)されるこの種目では、集団前方にはあまり出ず、しかし他選手の動向を巧みに読んだ走りで、最終2人まで残り、最後は余裕をもって1位となりました。
そして最後のポイントレース。総合25kmの距離すなわち100周のうち、10周回ごとにくるポイント周回に着順1位5pts、2位3pts、3位2pts、4位1pt を獲得できるレースに入った時点で、橋本は首位でしたが2位とは2ポイント差。
着実にポイントを稼ぐ橋本でしたが、彼を追う選手たちも確かにポイントを稼ぎ、予断のならない状況。しかもレース後半に、下位ポイントだった選手たちが抜け出し、そのうち1名が終盤に周回遅れを達成し20ポイントを獲得。一気に2位に浮上し橋本を脅かします。しかし全体をうまくコントロールした橋本が最終周回でもポイントを獲得、僅差ではありましたが勝利をものにしました。
「最初のスクラッチはちょっと失敗しましたが、後半の種目にかけて冷静にレースを展開できたのが勝因だと思います。1回勝つのと繰り返すのとでは全然違うので、3回目の優勝は自信になる。来週のワールドカップではプレッシャーをプレジャーにして、一ケタ順位がねらえたらメダルを取りたい」(橋本)
【リザルト】2019/1/11 トラック2019アジア選手権 オムニアム
1 HASHIMOTO Eiya 橋本英也 JPN
2 ZAKHAROV Arytom KAZ
3 MIRZA AL-HAMMADI Yousif UAE
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