【ツール・ド・とちぎ】第1・個人TT3km 近谷が7位で日本人トップに


(近谷)

レース名:ツール・ド・とちぎ 第1ステージ 個人TT
開催日:2019年3月22日(金)
開催地:栃木県真岡市井頭公園
TEAM BRIDGESTONE Cycling出場選手: 石橋学、黒枝士揮、近谷涼、徳田優、平塚吉光、孫崎大樹

photo: Satoru KATO


(左から:六峰監督、平塚、徳田、孫崎、黒枝、石橋、近谷)

栃木県を舞台に、3日間をかけ行われるステージレース《ツール・ド・とちぎ》。初日に行われた個人TT(タイムトライアル)にて、TEAM BRIDGESTONE Cyclingの近谷涼が7位、日本人選手の最上位となりました。

今年で3年目を迎えるツール・ド・とちぎ。3日間をかけ、 1日目 3km 個人タイムトライアル、 2日目 周回コースでのロードレース 3日目 ラインレースでのロードレース が行われます。最終日のラインレースとはスタート地点とゴール地点が異なるコース、欧州サイクルレースによく見るスタイルです。


(黒枝)

「まずチームとしては、今大会の初戦であるタイムトライアルで上位に来ることが重要でした」と六峰監督。

「というのも、距離は3kmという短めのTTですが、そのぶんタイムが、1秒の重みが非常に大きくなります。総合成績のためにも、このTTでの上位は必須でした」(六峰監督)

チームとして有望視していたのは、近谷涼と孫崎大樹。ともにトラック競技でも日本屈指の実力の持ち主です。その結果も近谷が7位の成績で、日本人選手の中ではトップの成績を出しました。

「今年初のロードレースでしたし、結果を求められていました。表彰台には登れなかったですが、日本人としてはトップは取れたので、まあまあ良かったかなと思います。  ただ走りを振り返ると、コーナーでもう少しうまく曲がれれば、あと1、2秒は縮まってたんじゃないかと思います。そこは次に生かさなくてはいけないと思いました」(近谷)

トラック競技とロードでのTT競技との一番大きな違いは「風と地形」だという近谷。

「ロードでの個人TTは基本屋外ですし、今回のコースでは登りはありました。そういった部分がトラックと違うので、走り方とか、脚の残し方といった配分は考えました。  3kmの距離は、正直、後半キツかったんですけど、それと同じ強度の練習をこれまでずっとトラックでやっていたので、似たようなキツさだったなと思いました。トラックのシーズンもひと区切りついて、ここからまた今年が始まったな、と感じています」(近谷)


(孫崎)


(石橋)


(平塚)


(徳田)

【ツール・ド・とちぎ】第1ステージ 個人TT 3kmリザルト

1 ベンジャミン・ダイボール(チーム・サプラ・サイクリング)3分45秒776
2 オールイス・アルベルト・アウラール・サナブリア(マトリックスパワータグ)+0:00.882
3 マリオ・ヴォクト(チーム・サプラ・サイクリング)+0:00.967
7 近谷涼(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:07.175
21 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:13.16
39 石橋学(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:18.06
45 徳田優(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:19.63
52 平塚吉光(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:22.15
74 黒枝士揮(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:29.76

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