【TOJ2019 BGT的プロローグ】ツアー・オブ・ジャパン出場、移動はレース2日前
日本最大級のステージレースであるツアー・オブ・ジャパン(TOJ)にTEAM BRIDGESTONE Cycling(UCIコード:BGT )は出場します。シーズン前半の大きな焦点となるレースです。
TOJは、2019年5月19日(日)から24日(日)まで1週間をかけるステージレース。大阪府堺市での19日の個人タイムトライアルレースを皮切りに、京都、いなべ、美濃、南信州、富士山、伊豆、と毎日開催ステージを変えながら、最終ステージである25日の東京へと向かい、各ステージでの走行タイム、その総合を競います。
日本で唯一のUCIカテゴリー2.1、UCI(国際自転車連合)公認の高カテゴリーの国際大会であるため、ファンやメディアの注目も高くなります。 さらに走る選手たちにとっては、多くのUCIポイントも獲得できる数少ないチャンス、日本国内はもちろん世界から強豪チームが集まります。おのずとレースレベルも高くなり、ここでの好成績は、選手としての経歴を飾るひとつとなり得ます。(UCIレース、UCIポイントに関してはこちらのページをご参照ください)。
チームが拠点のある静岡県三島市を出発したのは金曜日の朝。3台のチームカーで移動、500kmほどの距離を、途中休憩を入れながら4時間かけて移動します。
レース初日は堺市での個人タイムトライアル(TT)ですが、まず目的地としたのはレース2日目となる第2ステージ京都のコース。レース前の調整練習も兼ねていますが、このコースをカラダで覚えることもその目的の一つです。激しいアップダウンだけでなく、特にジェットコースターのようにうねりながら下るセクションが難しい第2京都ステージのコース。2時間ほど脚慣らしを兼ねたコース試走を行ったのちに、コース付近のホテル泊。
そしてチームミーティングです。レース二日前の夜には、六峰監督から今回のTOJ全体の方向性が発表されました。成績を狙うエースライダーを決定し、各ライダーの役割が指示されていきました。レース初日は2日後。大舞台を前に、選手たちは少しずつ緊張と気持ちを高めていきます。
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