【ツール・ド・熊野2019】第1ステージ/平塚が先頭集団で15位に
ツール・ド・熊野/第1ステージ/総合狙いの平塚が15位
(平塚)
レース名:第21回ツール・ド・熊野 第1ステージ
UCIカテゴリー:2.2
開催日:2019/5/31
開催場所:和歌山県新宮市・赤木川清流コース
コース長:100.4km = 17.2km x 4周
TEAM BRIDGESTONE Cycling 参加選手:石橋学、黒枝士揮、沢田桂太郎、近谷涼、平塚吉光、孫崎大樹
photo: Satoru KATO
UCI2.2レースであるツール・ド・熊野2日目にてTEAM BRIDGESTONE Cycling 平塚吉光が15位となりました。
後方を大きく引き離した先頭集団内でのゴールのためタイム差なく、総合の好成績を狙えるポジションとなっています。
(中央:リーダージャージを着る沢田)
前日のプロローグで勝利した沢田桂太郎がツアーリーダージャージを着用して始まったステージ1。TEAM BRIDGESTONE Cyclingとしては平塚吉光、石橋学の総合成績を狙うという大きな目的を持っています。
序盤から4名の選手が逃げ出し30秒ほど先行。1周17kmという長めのコース長を走る中、2周目にメイン集団から先を捉えるべく十数名の追走集団が生まれ、ここに平塚が入っています。
(平塚)
追走集団は3周目に先行選手たちを捉え、結果20名ほどの先頭集団となります。この集団内には平塚を含む総合優勝を狙う選手たちが多く含まれ、そのためにペースは衰えることなく、後ろのメイン集団との差を開いていきます。
強豪ばかりの20名、そこから1名漏れて19名。最終周回ではなんどか揺さぶりがかかりますが、決定的な逃げは決まることなくゴールスプリントへ。じわじわと速度を上げてゴール前200mで他選手を引き離したオールイス・アウラール選手(マトリックスパワータグ)が優勝のゴール。平塚はこの集団内でゴールし、今日のタイム差のない19選手の一人となりました。
(平塚)
「さきのツアー・オブ・ジャパン(TOJ)からのいい流れ、勢いで持ち込みたいと思っていましたが、他チームに先制をくらい、先頭集団での他チームの強力な牽引にやられてしまった感じです。ただ平塚が総合を狙える位置におり、チームとしては決して寂しい状況ではありません」(六峰監督)
(近谷)
明日以降は、力のある選手が活躍する山岳ステージ、ツール・ド・熊野の名所とも言われる千枚田の急激な上りが舞台となります。
TOJでは石橋のサポートに徹してきた平塚ですが、この熊野では、自身の成績を狙い走ることになるでしょう。解き放たれた平塚の総合能力が発揮されるツアーとなりそうです。
(石橋)
【リザルト】 ツール・ド・熊野 第1ステージ 赤木川清流 2019/5/31
1 オールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)2:12:23
2 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)+0:00
3 中居唯晶(シマノレーシング)+0:00
15 平塚吉光(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:00
23 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+2:30
28 沢田桂太郎(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+5:59
72 黒枝士揮(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+6:07
73 近谷涼(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+6:07
81 石橋学(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+7:06
*個人総合成績
1 オールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)2:13:03
2 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)+0:05
3 中居唯晶(シマノレーシング)+0:07
11 平塚吉光(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:12
21 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+2:42
28 沢田桂太郎(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+6:08
33 黒枝士揮(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+6:17
40 近谷涼(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+6:19
79 石橋学(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+7:21
(沢田)
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