【おおいたアーバンクラシック】勝ち逃げに乗った今村だがゴール目前に失速、6位に


(今村)


レース名:おおいたアーバンクラシック
開催日;2019年8月11日(日)
開催地:大分県大分市 大分スポーツ公園周辺特設コース
距離:11.6kmx13 laps=150.8km
TEAM BRIDGESTONE Cycling出場選手:今村駿介、窪木一茂、黒枝士揮、沢田桂太郎、孫崎大樹

8月11日(日)、大分での2連戦の2日目。UCI1.2カテゴリーのレースである《おおいたアーバンクラシック》にて、TEAM BRIDGESTONE Cycling今村駿介が6位となりました。前日の勝利の意気にて出場、勝ち逃げからのスプリントを狙った今村でしたが、ゴール前にて力尽きての6位でした。



(黒枝)


「もともとクリテは勝つということでやってきて、ロードに関しても最強のメンバーで臨んでいます」という六峰監督。前日のクリテで勝てたというのもあり、連勝しようという士気も上がって臨んだ形となりました。

スタート直後のアタックの掛け合いから、21名の逃げができました。そこに今村が今季の調子の良さを見せ、その21名に入ります。この序盤からの逃げが、数の多さを生かしてレース全体をコントロールし始めます。21人は協調して速度を上げていき、その上がった速度は、全13周の最終周回までに7名にまで絞り込まれていきました。


(今村)


一方の後方メイン集団、今村をカバーしたいブリヂストン選手は、まずは窪木を前の集団に送り込むべく集団をコントロール。牽引力となり引き上げるべく加速します。
しかし他チームとのスムーズな連携が行えずペースも上がらず、選手も少しずつ力尽きていきました。勝ちを手繰り寄せらなかったという印象でした。



(左から:窪木、黒枝、沢田)


今村は最終周回の6名まで残りますが、そこまでに海外チームを含む経験豊富な選手に揺さぶられ、コース1kmほどを残した時点で失速し最後尾に。他の5選手に引き離されての6位となりました。


「今回は一番強いチームという立場に立ったということを、選手は学んだのではないでしょうか」と六峰監督。「また今村もまだ荒削りですが、しっかりとポテンシャルを力を見せられたと思います。若い選手が育っている、そんなチームを見せられたレースになったかなと思います」。


【リザルト】2019/8/11 おおいたアーバンクラシック
1 ドリュー・モレ(トレンガヌ・INC・TSG・サイクリング・チーム)3:36:31
2 マラル・エルデネ・バトムンフ(トレンガヌ・INC・TSG・サイクリング・チーム)+0:00
3 イーヴァン・バートニク(エックススピード・ユナイテッド・コンチネンタル)+0:03
6 今村駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:28
DNF 孫崎大樹
DNF 窪木一茂
DNF 黒枝士揮
DNF 沢田桂太郎

最新記事

Article

前の記事へ 次の記事へ