【バンクリーグ2019】 Round4 宇都宮ステージにてチーム2位、孫崎が得点王獲得

レース名:バンクリーグラウンド4宇都宮
開催日:2019年10月21日
開催地:栃木県宇都宮市・宇都宮競輪場
TEAM BRIDGESTONE Cycling参加選手:
今村駿介、黒枝士揮、孫崎大樹、近谷涼、平塚吉光

photo: Midori SHIMIZU

宇都宮競輪場にて開催された《バンクリーグ2019 Round4 宇都宮ステージ》にて、TEAM BRIDGESTONE Cyclingは2位となりました。全体を理想的な展開に持ち込めたレースでした。また孫崎大樹がシリーズを通した得点王を獲得しています。



(六峰監督、孫崎、今村、近谷)


第4回目の開催となったバンクリーグ、競輪場のバンクを使った、ロードレーサーたちが争う新たな観戦型レースとして、今年大きな話題を呼んだシリーズ戦です。

チームブリヂストンは、これまでの3戦中、2戦を勝利。バンクを使うレースの競技特性も含め、トラックレースでも活躍するブリヂストン選手たちが、その力を存分なく発揮できる機会でもあります。「ここまで2勝しているので、予選突破というのは意識せず、丁寧に勝とうと思いました」(六峰監督)


●予選1戦目:今村、黒枝、平塚、孫崎
vs那須ブラーゼン 



(1時間11分あたりから)

じわじわとしたペースのなか始まったレース、牽制しあいながら進んだ集団から残り半周で孫崎が飛び出し1点目を獲得。その後は平塚が前に出て、チーム得意のスプリント勝負に持ち込む全体をペースメークします。その働きから次のポイント周回では今村が。3ポイント目は黒枝がジャストに仕掛け獲得、3-0で勝利を収めます。



(沢田、近谷、孫崎、今村)

●予選2戦目:今村、近谷、沢田、孫崎
vs宇都宮ブリッツェン



(2時間12分あたりから)

地脚もスプリントも持つ選手を揃える宇都宮ブリッツェン。ブリヂストンも全力のメンバーで臨みます。第1ポイントこそブリッツェンに先行されましたが、その後マンツーマンでマーク。それぞれのつばぜり合いの流れの中で1点目を近谷が、2点目を今村が、3点目を沢田をとチームパシュートメンバーがポイントを獲得し、3-1で勝利しました。



(近谷)


●決勝:今村、近谷、沢田、孫崎
vsシマノレーシング



(3時間01分あたりから)


先行した孫崎と全日本チャンピオン入部正太朗選手(シマノレーシング)。そのまま先行し続けた2選手は後方6選手と大きな差をつけ、入部選手が2点、孫崎が2点を取り合いました。しかしこのラウンドから取り入れられた新ルール『1ゲーム内で1選手は2点しか獲得できない』により、「あとは見守る形になりました」(孫崎)。

最後のポイントを取ったチームが勝利します。その最終周回で先行した近谷涼と中井唯晶選手(シマノレーシング)が最終200mでの勝負、スプリントで先行したのは中井選手でした。「そこまでの展開には全く問題はなく、チームとしては理想の展開だったのですが、力で負けてしまったなと思います」(六峰監督)。また孫崎はこのレースで、シリーズ総合の得点王を獲得しました。



(六峰監督、今村、沢田)



(孫崎)


今年始まった新たな自転車のシリーズ戦、バンクリーグ。ラウンドを重ねるごとに、レースとしての面白みを深めていきました。チームは今年のバンクリーグで、その強さを示すことができました。

今シーズンのレースは続きます。TEAM BRIDGESTONE Cyclingへのご声援、よろしくお願いいたします。



【リザルト】2019/10/21 バンクリーグ2019 Rd4 宇都宮ステージ
1 シマノレーシング
2 TEAM BRIDGESTONE Cycling


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