【トライアスロン ITU W杯宮崎大会】上田選手、昨年に続く優勝、カムバックと誕生日

【トライアスロン ITU W杯宮崎大会】上田選手、昨年に続く優勝、カムバックと誕生日

レース名:ITUトライアスロン ワールドカップ2019宮崎大会
開催日:2019年10月26日(土)
開催地:宮崎県宮崎市
コース長:スイム1.5km、バイク40km、ラン10km

photos from ITU twitter

2019年10月26日、宮崎県宮崎市にて行われた、ITUトライアスロン・ワールドカップにて、チームブリヂストン アスリートアンバサダーの上田藍選手(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)が優勝しました。昨年の宮崎大会での優勝に続いての勝利。今季中盤の怪我からの完全復活に加え、彼女の誕生日であるという祝福が重なりました。


先週に2位だった韓国/トンヨンでのレースから、世界強豪選手が日本・宮崎県に集結しました。秋も深まる中ではありましたが、今日の気温は高めでした。

22度ほどの水温でのスイムは、高橋侑子選手(日本)がリードし、最初にバイクパートへと入っていきました。上田選手は1分遅れでスイムを終え、バイクパートに入っていきます。

バイクパートは4名の先頭がリード、それを後方から追走選手らが集団になって追い上げ、上田選手はここで牽引力となって差を詰め、中盤に追いつき19名の先頭グループとなってバイクパートを走りきりトランジッションへ。

トランジッションから集団がランに飛び出し、上田選手は最終スタートに。しかしここから彼女の猛攻が始まります。4周のランパート、得意のランでのペースをアップを図った上田選手は、先行していた2選手を、2週目に一気に抜き去り先頭へ。そのスピードを保ったまま、ゴールへと飛び込みます。
母国での勝利を、自身の誕生日でもあるこの日に決めた上田選手は、表彰台トップへ、ここ日本で返り咲いたことを喜びます。



「私にとって、とても大きなカムバックとなりました。今日のこの場所に戻ってくるまでに、とても長い時間がかかりました。宮崎での勝利は本当に嬉しく、これからも走り続ける勇気をくれました。次のリマでのワールドカップにも出場するつもりです」と上田選手はレース後に語っています。


【リザルト】
1 Ai Ueda 上田藍 (日本 /ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター ) 01:59:32
2 Claire Michel (ベルギー) 01:59:39
3 Valerie Barthelemy (ベルギー) 02:00:09

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