【2020アジア選選手権 報告会】勝利の報告と感謝の気持ちを伝える
2019年10月17~20日に韓国にて行われたアジア選手権。これにTEAM BRIDGESTONE Cyclingの選手たちが出場し、以下のような成績を残しました。
男子エリート 4km チームパシュート 優勝
>近谷涼、窪木一茂、橋本英也、今村駿介、沢田桂太郎
男子エリート オムニアム 優勝
>橋本英也
男子エリート マディソン 準優勝
>窪木一茂・橋本英也
このアジア選手権への出発前にチーム員は、チームの母体であるブリヂストンサイクルならびに(株)ブリヂストンの方々より、壮行会という形で激励、応援をいただいていました。その皆さまに勝利の報告、そしてお礼を直接伝えるべく、参戦したチーム員が改めて社屋に伺いました。
伺ったのは、上写真の左から:沢田、橋本、窪木、今村、近谷の5選手。同じくアジア選に参戦した太田りゆは、ワールドカップ第1戦ミンスク大会参戦のため、今回は欠席です。
5名が向かったのは、埼玉県上尾市のブリヂストンサイクル本社。来訪の告知が直前だったため、身内への簡単な報告という気分でいたチーム員ですが、訪れてみると100名近くの社員が揃ってチームを祝勝していただけました。それだけでなく別所のオフィスへもライブにてその模様を中継、まさに社をあげての祝福でした。
女性社員の方々より花束を贈呈いただき、来年の2020本大会へと向けた皆様の期待を大きく背負ったことを、改めて身が引き締まる想いで受け止めました。
(窪木、近谷、橋本)
チーム選手たちは社員食堂で昼食をいただいた後、自分たちが乗るバイクを開発、制作する部門を見学します。自分たちが気持ちとタイムを託す自転車フレームを、どのような方々が、どのような気持ちで、どのように作り上げているのかをその目で見ること。これはフレームの性能を最大限引き出す役割を受け持つ選手たちの、最大のモチベーションにつながるからです。
まず訪れたのは、フレーム開発の核となるカーボン開発部門。案内いただいた3名の研究員はみな、自分でカーボンフレームを趣味で作ったことがあるそうです。それぐらいカーボンの研究が好きで仕方がなくて今ここにいる人材。自転車に乗るのが好き過ぎて今ここにいるチーム選手たちとその気持ちのベクトルは一緒、話も自ずと盛り上がりました。
一番盛り上がったのは、やはりカーボンフレーム製作にまつわる秘密の話。。。
次に訪れたのは塗装部門。アンカーの完成車のほとんどはカラーオーダーが可能なのですが、その塗装を実際に行うのはここ上尾市の本社工場の中。お客様からオーダーいただいた色で一本一本丁寧にペイントし、寸分もズレないようデカールを貼り、仕上げていきます。
その実際の作業を見学した選手たち、自分たちが乗るフレームの塗装と仕上げを、いま目の前にいる方々が行ってくれていることを改めて実感し「彼らのためにもいい走りをしたい」と後に口々に述べました。
完成車の組み上げ部門も訪れます。ブリヂストンサイクルという日本の自転車メーカーであることから、これまで自転車スポーツに関わり愛してきた方も多く、特にこの部門では選手たちの大きなタペストリーを展示いただいていました。常に自分を応援してくれる人に会えるのは、選手の大きなやる気になるもの。ギターで応援してくれた皆さんに、心からの感謝を伝えました。
そしてチームは東京都・京橋に移動し、ブリヂストン社屋を訪れました。ここは、水泳の萩野公介選手を始めとするチームブリヂストンの母体です。世界で6社のみとなる、オリンピックそしてパラリンピックのワールドワイドパートナーであるブリヂストン。その活動を社内から実際に支えていらっしゃる方々に、勝利の報告、そして感謝の気持ちを伝えました。
絶賛お仕事中ではあった皆さんですが、やはりスポーツ好きな方も多数。東京大会を目指すチーム選手たちに興味を持ってもらえ、さまざま交流させていただきました。なかには選手たちが獲得してきたメダルを手にとって、選手とともに記念撮影をされる方々もいらっしゃいました。
アジア選手権での優勝の表彰台で、そして今回も一緒に記念写真に入ったバナーの寄せ書き。これを作っていただけるという気持ちが、選手たちをアジア戦優勝へと導いたのは間違いありません。この寄せ書きに一筆いただいた方はもちろん、いつもチーム選手たちを応援いただいている方のために、ブリヂストン選手は走ります。
これからもTEAM BRIDGESTONE Cycling選手たちへの熱いご声援を、なにとぞよろしくお願いいたします。
カーボンの釜にみんなでサイン ;-)
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