マディソンで今村・橋本10位、スクラッチで沢田が善戦【'19-'20 UCIトラックW杯第4戦ニュージーランド】
(今村、橋本)
UCIトラックW杯 第4戦 ケンブリッジ・ニュージーランド大会、最終日の12月8日(日)に行われた男子マディソン、男子スクラッチにTEAM BRIDGESTONE Cycling選手たちが出場、それぞれ下記の成績となりました。UCIのライブ動画と共にお伝えします。
photo: JCF, UCI
*男子マディソン ーー 橋本英也・今村駿介ペア 10位
オリンピック種目でもあるマディソン。選手2名が組み、交代しながらレースに参戦します。10周回に一度のポイント周回で、トップ4が獲得するポイントを積み上げ、そのポイント数を競います。レース周回は200周。
出走予定だったのは窪木一茂と今村駿介のペア。しかし窪木がチームパシュート走行時からの体調悪化から回復を待ち、大事をとって橋本英也&今村駿介のペアの参加となりました。
(上:橋本)
序盤から、地元ニュージーランドが積極的に攻め、ラップ(周回追い越し)を獲得、そのために集団はバラバラとなります。そのままニュージーランドはさらなるラップを取らずに先頭ポイントを取り続けるなど、先頭の数国がレースを作り上げて行きます。日本の二人は後方集団の中でチャンスをうかがい続けます。
後半に入り、集団の隙をついた橋下が逃げを試み、結果2位ポイントを獲得。さらに残り30周でのポイントを前に橋本がチャンスを見てアタック、そのまま他に大きく差をつけて1位ポイント獲得。
(動画: 残り30周回に向け、今村からタッチを受けた橋本が1位、さらに残り20周回で2位)
次のポイントも橋本が2位ポイントを獲得。チャンスを確実にものにして行きました。しかし総合ポイントでは上位に届かず、10位に終わりました。
【リザルト】2019/12/8 UCIトラックW杯 第4戦 男子マディソン
1 ニュージーランド 129pts
GATE Aaron, STEWART Campbell
2 オーストラリア 87pts
O'BRIEN Kelland, MEYER Cameron
3 イタリア 57pts
SCARTEZZINI Michele, LAMON Francesco
10 日本 11
IMAMURA Shunsuke, HASHIMOTO Eiya
*スクラッチ 沢田桂太郎 ー DNF
15km=60周のスクラッチ。出場は赤白のジャパンナショナルジャージを着る沢田桂太郎。
先週は後方集団で展開することになった反省を生かし、序盤から先頭に位置し、積極的に動いた沢田。しかし後半に入って後方に位置することが多くなり、残り17周ほどでDNFとなりました。
(右:沢田)
「前半に積極的に動くことはできましたが後半に足が残らずDNFとなりました。なんとも力不足を実感するレースになってしまいました」(沢田)
( 動画: 沢田、序盤の展開)
【リザルト】2019/12/8 UCIトラックW杯 第4戦 男子スクラッチ
1 GLADYSH Roman (UKR)
2 EEFTING Roy (NED)
3 VOLIKAKIS Christos (GRE)
22 SAWADA Keitaro 沢田桂太郎 (JPN) DNF
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