男子ケイリン/脇本7位に「自分の中に迷いが出たか」【UCIトラック'19-20W杯第5戦 オーストラリア】
UCIトラック'19~'20ワールドカップ第5戦・オーストラリア大会、12月14日に行われた男子ケイリンに出場したTEAM BRIDGESTONE Cyclingの脇本雄太が7位となりました。第2回戦で遅れをとったものの、7〜12位決定戦では先行からゴールまで他を先んじました。
1回戦では、一旦後ろについて様子を見ていた脇本。最後尾からまくり、外側から加速してかぶせようとしましたが、内側にいた選手たちが加速、脇本は後方へと下がり6位に。
しかし敗者復活戦では先行から他を寄せ付けないスピードで加速し、そのままトップでゴールへ。1名のみが勝ち上がる2回戦へと進出します。
2回戦では、中盤位置からまとまろうとする全体の先頭に出ようとしますが間に合わず、外から仕掛けていくも少しずつ失速し5位でのゴール。7-12位決定戦へと進むことになりました。
7-12位決定戦では、脇本は先行からそのスピードを緩めることなく走り切り、先行から先頭でのゴール。最終結果を7位としました。
今回の結果を大きく左右することになった2回戦での走り、それを脇本はこう振り返っています。
「自分の中での迷いが出ていたのかなという感じですね。相手をもっと利用すればいいというところを、自分の力をちょっと過信したレースになってしまいました。
(レース中に)下がるつもりはなかったんですが、下がってみても相手も力があり、合わされてしまった形です。それをもっとうまく利用して前に出ればいいんじゃないかな、という話を、(レースを振り返って)していました。
こんなとこでくすぶっている場合じゃないので、とにかく次に向かっていくしかないですね。まず明日のスプリントです。それが終われば世界選手権に向けて頑張りたいと思います」(脇本)
【リザルト】
1 QUINTERO CHAVARRO Kevin Santiago(COL)
2 GLAETZER Matthew(AUS)
3 BABEK Tomas (CZE)
7 WAKIMOTO Yuta 脇本雄太(JPN)TEAM BRIDGSTONE Cycling
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