2020トラック世界選手権で決まる、東京2020本大会 日本出場枠獲得の見込み
2月26日から行われる2020トラック世界選手権。この大会での成績で、東京2020オリンピックのトラック競技、出場国枠が全て決定します。TEAM BRIDGESTONE Cycling選手、並びにサポート選手が尽力する、世界選手権前の出場枠獲得の予測を見ていきます。実際に日本代表となる選手は、この出場国枠が決定してからの選考となります。
世界選手権の見どころ、日本人選手活躍の期待については、オリンピアン飯島誠による解説
「開幕直前!飯島誠のトラック世界選手権見どころガイド」
をご覧ください。
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■男子オムニアム(出場12か国+マディソン枠8か国 =計20か国)
6位(※5位):日本【出場枠内】
※マディソン枠を除外した順位
*男子オムニアムでは、ブリヂストン選手では橋本英也がこれまでに表彰台を含む高順位を数度獲得。ポイント獲得に大きく貢献してきました。東京2020オリンピックの直前となる世界選手権、揃う選手たちのレベルも一段と上がっています。その中で橋本が狙うのは世界の頂点です。
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■男子ケイリン(出場7か国+チームスプリント枠8か国 =計15か国)
1位:日本【出場枠内】
*日本での競輪では絶大な強さを誇る脇本雄太が、ブリヂストン選手として代表選考に臨みます。日本は男子チームスプリントで枠を獲得できても、男子ケイリン/男子スプリントそれぞれで枠を獲得できても、出場できる選手は1か国最大2名。世界選手権での脇本の活躍が日本代表選手の選考材料として大きく影響するはずです。
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■男子チームパシュート(出場8か国)
8位:ドイツ 8,490p
11位:日本 6,570p【出場枠外】
*ブリヂストン選手たちが主体となって取り組んできた4km男子チームパシュート。世界選手権の結果による出場枠獲得への可能性は低いものとなりました。しかしその状況下でもさらに速く走ることに徹し、日本記録3分56秒287の更新を目指します。
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■男子マディソン(出場8か国+チームパシュート枠8か国 計16か国)
15位(※8位):香港 5.680p
20位(※13位):日本 3,440p【出場枠外】
※チームパシュート枠を除外した順位
*マディソンへの本格的な取り組みが遅れた印象のある日本選手たち。オリンピックでの枠取りは難しくなりました。しかし、窪木・今村ペアが世界選手権に出場するなら、メキメキと上がるその走力に順位を期待したいところです。
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■女子ケイリン(出場7か国+チームスプリント枠8か国 計15か国)
5位:日本【出場枠内】
*太田りゆが東京2020オリンピックでの出場を目指す女子ケイリン。日本の出場枠獲得はほぼ確定と言っていいですが、女子ケイリンだけで得られる枠数は1つ。次に述べる女子スプリントで枠を獲得できなければ、サポート選手の小林優香選手(Dream Seeker racing Team)と、1つの枠を巡った戦いが始まることになります。
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■女子スプリント(出場7か国+チームスプリント枠8か国 計15か国)
13位(※7位):イギリス 3,921p
15位(※8位):日本 3,102p【出場枠外】
※チームスプリント枠を除外した順位
[女子スプリント補足]
ただし『女子チームスプリント』ではニュージランドは9位。
そのため世界選手権の『女子チームスプリント』でニュージーランドが
1)8位以上で
2)現在枠内のポーランドよりも3つ上の成績
だった場合、ニュージランドがチームスプリント枠を獲得し、
チームスプリント枠を除外した順位が繰り下がり、日本が出場可能となります。
*太田と小林選手の2名が東京2020オリンピックに出場するためには、女子スプリントでの枠取りが大切となってきます。
現在は、女子チームスプリントで枠を獲得している8カ国を除くと、日本の順位は8位。あと一歩なのですが、これを後押ししてくれそうなのが、実はニュージーランドなのです。上のように、ニュージーランドが「8位以上」で、「ポーランドよりも3つ上」であれば、日本の枠取りが可能になります。そのためこの順位にも注目です。
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■男子スプリント(出場7か国+チームスプリント枠8か国 計15か国)
6位:日本【出場枠内】
*脇本が出場予定です。日本は現在出場枠内ですが、選考選手として脇本の存在感を大きく示すためには、この世界選手権で明確な強さを示すことが必要、その走りに期待です。
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以下の種目には、TEAM BRIDGESTONE Cyclingに関する選手は出場していませんが、日本選手の活躍を期待できるトラック競技種目です。
■男子チームスプリント(出場8か国)
7位:日本【出場枠内】
*この'19-20シーズンで急激に力をつけた日本男子チームスプリント。先のW杯第5戦では日本チームが優勝。このまま高い調子でいければ枠取りも問題はないでしょう。
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■女子マディソン(出場8か国+チームパシュート枠8か国 計16か国)
11位(※6位):日本【出場枠内】
※チームパシュート枠を除外した順位
*女子マディソンは、現在東京本大会への出場枠圏内。世界選手権での結果で、この枠を確定させられることでしょう。
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■女子チームパシュート(出場8か国)
8位:ベルギー 7,620p
11位:日本 6,590p【出場枠外】
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■女子チームスプリント
出場なし【出場枠外】
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2020世界選手権の、各競技の開催スケジュールは下記となります。
★の付く種目が、ブリヂストン選手たちが出場を目される種目です。
皆様の熱い応援、声援を、ブリヂストン選手たちへよろしくお願いいたします。
ーーー●2020/2/26 (水)ーーー
13:00-16:45 (日本時間: 21:00~0:45)
★男子チームパシュート予選
女子チームパシュート予選
18:00-22:00 (日本時間:翌2:00~6:00)
開会式
★男子チームパシュート1回戦
男子/女子チームスプリント予選/決勝
女子スクラッチ10km決勝
ーーー●2020/2/27 (木)ーーー
14:30-17:10(日本時間:22:30~1:10)
★男子ケイリン予選
★女子スプリント予選
18:30-21:30 (日本時間:翌2:30~5:30)
★女子スプリント準々決勝
★男子/女子チームパシュート決勝
男子スクラッチ 15km決勝
★男子ケイリン決勝
ーーー●2020/2/28 (金)ーーー
15:00-17:20(日本時間:23:00~ 1:20)
★女子オムニアム I+II (スクラッチ、テンポレース)
男子1000m TT予選
男子個人パシュート予選
18:30-22:15(日本時間:翌2:30~ 6:15)
★女子オムニアム III + IV (エリミネーション、ポイントレース)
男子1000m TT決勝
男子個人パシュート決勝
★女子スプリント準決勝/決勝
男子ポイントレース40km 決勝
ーーー●2020/2/29 (土)ーーー
11:00-14:40(日本時間:19:00~ 22:40)
★男子オムニアム I+II (スクラッチ、テンポレース)
女子500m TT 予選
女子個人パシュート予選
★男子スプリント予選
16:30-19:45(日本時間:0:30~ 3:45)
★男子オムニアム III + IV (エリミネーション、ポイントレース)
女子500m TT決勝
女子個人パシュート決勝
★男子スプリント準々決勝
女子マディソン30km決勝
ーーー●2020/3/1 (日)ーーー
11:00-12:10 (日本時間:19:00~ 20:10)
★男子スプリント準決勝
★女子ケイリン予選
14:00-17:10(日本時間:22:00~ 1:10)
女子ポイントレース25km決勝
★男子スプリント決勝
★女子ケイリン決勝
男子マディソン50km決勝
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