【2021年BGTチーム員紹介】太田 りゆ
【2021年 TEAM BRIDGESTONE Cycling チーム員紹介】
太田りゆ Riyu OHTA
トラック
1994年生・埼玉県出身
競輪選手(112期)
チーム加入:2018年
*チームブリヂストン・アスリート・アンバサダー
ーー選手としての自分を紹介すると
チームブリヂストン選手、競輪選手として活動し、自転車競技トラック短距離の日本代表チームのメンバーとしても活動しています。
ーー得意な種目の得意な状況は
自転車の短距離種目、その中でも最近はケイリンよりもスプリントが楽しくなってきているというのが正直なところです。自分がレースを作り、相手に仕事をさせないというか、私がすべてをコントロールしているという状況を作れるようになってきたと感じています。それが強みです。そこからダッシュするのも、自分の得意なところです。
スプリントで結果が出てきているというのは、根本的なスピード強化が確実にできているということです。ハロン(200mフライングタイムトライアル)で10秒台を確実に出せるようになってきています。2019年12月のUCIワールドカップで10秒台を出して以来、もう8回の計測して1度も11秒台には落ちていないので、ちゃんとした土台ができたのも、スプリントが強くなった理由だと思います。
それに伴って、2020年の全日本選手権のスプリントで初優勝できましたが、やっぱり力がついたなという実感がありました、競輪祭のような大きなレースでも、今までと違うパワーとスピードを出せ、いいレースができています。
身体もみんなに言われるくらい本当に大きくなりました、体重も増えていますが体脂肪率は増えず、いい感じで成長しています。自転車のパワーも数値としてすごく上がっていて、ジムトレーニングをメインとした効果が出ています。
ウェイトトレーニングは、すごく力を入れました。2019年はレースが続き、ワールドカップに全部出場したので、忙しくて。でも2020年は本当に練習に集中できました。これがすごく大きかったと思います。
ーーチームブリヂストン在籍中に成し遂げたいことは
これまでずっと東京2020オリンピックを目標にやってきましたが、リザーブという形になり、正選手として選ばれませんでした。やはりいろいろと落ち込んで、この先どうしようかなと色々考えました。けれど、この先パリ2024オリンピックを目指していくことをチームブリヂストンが支えてくれるので、気持ちを切り替え、パリ2024オリンピックでメダルを獲りたいです。
ーーチームブリヂストンを通してどんな選手になりたいか
ここまでデビューして3年、外から見たらあっという間にこういう世界のこういう場所に居るんだろうなって思ってもらえていると感じます。でも決して順調ではなかったし、色々と挫折しながらやって来ています。
それでも諦めずにやっていけば絶対強くなるというのを示せる選手になりたいです。周りの人から「頑張ったね」って思ってもらえるよう、これからもがんばりたいです。
ーーこれまでの誇れる、嬉しかった成績は
2018年 UCIワールドカップ 香港大会 2位
2020年 トラック全日本選手権 スプリント 優勝
2019年〜 200mFTTにて コンスタントに10秒台を出していること
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