今村駿介選手、2位&敢闘賞!【広島さくらロードレース結果詳報&選手・監督インタビュー】
みなさん、こんにちは。
Jプロツアー第3戦、第4戦となる広島さくらロードレースDay1,Day2。
TEAM BRIDGESTONE Cyclingとしては、第3戦のDay1で徳田選手が5位、第4戦のDay2で今村選手が大健闘し2位&敢闘賞獲得と、しっかり活躍をしてくれました!
今回も監督や選手のインタビューも交えて、各レースの様子をお伝えします。
--レース情報--
広島さくらロードレース Day1,Day2
日時:2021年3月27日(土)・28日(日)
出場選手:窪木 一茂、橋本 英也、徳田 優、今村 駿介、山本 哲央、河野 翔輝、兒島 直樹
会場:広島県中央森林公園12.3km周回サイクリングコース
レース詳細情報はこちら
広島さくらロードレースDay1
⇒ https://jbcfroad.jp/race/109/
広島さくらロードレースDay2
⇒ https://jbcfroad.jp/race/110/
宮崎監督曰く、平坦や風の強い場所が少ないため他のコースに比べると集団がそこまで有利に働かず、またコーナーも多く先が見えにくいため、逃げの選手が有利に働きやすい傾向があるという今回のコース。
このようなコースでは、アタックが頻発し不安定な集団から個々の強い選手が抜け出して勝負になりやすいため、フィジカルの強い選手をどれだけ揃えられているかが勝負の鍵になると試合前に宮崎監督が語っていましたが、まさにその通りのレース展開となり、2試合とも序盤からハイペースで先行する集団が現れ、追走を許さない力強い走りでメイン集団のタイム差を広げ続けるハードなレース展開でした。
【Day1】
Day1は73.8km(12.3km×6周)の中距離コース。
天気は快晴。ここのコースは徳田選手が得意とするコースでもあり、エースとして勝ちを狙いにいったレースでした。序盤から徳田選手は逃げ集団に入り、優位に展開。最後まで追い抜きのチャンスを狙っていたものの、逃げ集団に他のチームメイトが入れず、徳田選手が1人で戦う展開に。そのまま惜しくも5位でのゴールとなりましたが、徳田選手の持ち前の安定した持久力と下りの速さを存分に見せてくれたレースになりました。
----徳田選手、Day1のレースを振り返り、いかがでしたか?
徳田選手「トータルでも及第点です。逃げに乗って、チームで前にメンバーを集めて勝負をかけようと思っていたのですがそれが叶わず、逃げ集団の中での勝負にも勝ちきれなかったので悔しいです。ですがチームとしての動きは良かったですし、自分としては最初から逃げ集団に乗りたかったので、その点は思い通りに動けてよかったです。なので、それらも含めて及第点ですね。Day2も勝ちにいこうと思います」
【Day2】
Day2は距離147.6km(12.3×12周)と前日の2倍の走行距離。
しかも前日とはうって変わって激しい雨と濃霧。春の訪れを感じさせてくれた柔らかな雰囲気の大会名とは対照的な悪天候に見舞われながらのハードなレースに。
気温もかなり冷え込み、選手は寒さと雨で体力を奪われ、脱落者が続出する極めて厳しい展開となりました。Day2も徳田選手がレース序盤から前に出て、勝ちを狙いにいき、中盤では今村選手・窪木選手も先頭集団に合流し、3人揃ってとても良い展開を見せてくれましたが、レース後半に差し掛かったあたりで勝負を仕掛けた徳田選手が体力を消耗してしまい、先頭集団からドロップ。終盤は窪木選手も第2集団に吸収されてしまいましたが、今村選手が最後まで大健闘し見事2位でフィニッシュ。敢闘賞も獲得し、しっかりと結果を出してくれましたよ!
----今村選手、2位&敢闘賞おめでとうございます!Day2の試合を振り返って、いかがでしたか?
今村選手「ありがとうございます。今日は雨で低調気味のスタートでした。レースの展開を見越して強い選手はどんどん前に出てくので、自分も前に出ようと思っていたら、逃げを追走するグループの中に自分も含めてTEAM BRIDGESTONEの選手3人が上手く入れたので、良かったです」
----宮崎監督は今回の試合を総括して、いかがでしたか?
宮崎監督「Day2は天候も含めて、全体的に難しいレースでした。ただ、今村がしっかりと成績を残し、ロードも走れる選手なのだとアピールしてくれましたし、TEAM BRIDGESTONE Cyclingの強さをしっかりと周りに見せてくれた試合であったと思います」
----今回エースとして出場した徳田選手はどうでしたか?
宮崎監督「徳田は今回のコースが得意ですし、明確に勝ちを取りにいく意識を持ってレースに臨んでくれていました。DAY2でも徳田は序盤から積極的に前に出て、レース後半にさしかかったあたりで勝負に出たのですが、そこでかなり体力を消耗してしまい、結果的にドロップする形となり残念でした。しかし、全日本に向けてのコースの感触はしっかりと掴めたと思いますし、また次のレースに期待していてください」
----Day2での窪木選手の活躍も素晴らしかったですね。
宮崎監督「はい。窪木は競輪学校から戻ってきて1ヶ月も経たない中でのレースであったにも関わらず、終盤に向けて徳田・今村と共に前の集団に食い込み活躍し、周りにもロードを走れる選手だとしっかりアピールしてくれて良かったです。これからの彼にもご期待ください」
今シーズンこれからの試合でのTEAM BRIDGESTONE Cyclingメンバーの更なる活躍に期待していきましょう!次回のレースもお楽しみに。
text:Kumi.Fujita photo: S. Kato
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