早くもシーズン3勝!今度は山本哲央選手が!【 JBCF 群馬CSCロードレース5月大会レース詳報&選手・監督インタビュー 】
みなさん、こんにちは。
先週も、Team Bridgestone Cycling、圧倒的な強さを見せつけてくれました!
少数精鋭で挑んだ今回のJBCF 群馬CSCロードレース5月大会。
今回は、香港で開催のUCIトラックネイションズカップに多くの選手が遠征していたこともあり、Team Bridgestone Cycling からは4人という少ないエントリーでしたが、この4人の見事なチームプレーにより、勝利をおさめました。
前回の窪木選手のJBCF 東日本ロードクラシック群馬大会 Day1での優勝に続き、Jプロツアー2連勝、チームとしては今シーズン3勝目です。
栄冠を勝ち取ったのは山本哲央選手!Jプロツアー初優勝です。
最後のゴール前スプリント、目が離せない展開にシビれましたね。
また香港で開催されていたUCIトラックネイションズカップ香港大会でもTeam Bridgestone Cyclingのメンバーがそれぞれに大活躍してくれました!
そちらのレースの様子もFacebookやチームブログでぜひご覧ください。
今週も監督と選手のインタビューコメントを交えてレースを振り返ります。
【レース情報】
JBCF 群馬CSCロードレース5月大会
日時:2021年5月15日(土)
出場選手:徳田 優、山本 哲央、河野 翔輝、沢田 時
場所:群馬サイクルスポーツセンター
群馬県利根郡みなかみ町新巻3853番地
大会公式HPはこちら
午前中から雨が降ったり、不安定な天候の中でスタートした今回のレース。
1周6km×22周=132kmのレースで、E1の選手達も参加していた交流戦でした。
冒頭でもお伝えしたとおり、今回は、4人の選手が参加。
他のチームよりも人数面で不利な状況、かつ初めて組むメンバーではありましたが、そこはさすがの強さを誇るTeam Bridgestone Cycling!
そんな不安を吹き飛ばす完璧なチームプレーを披露してくれました。
今回はシクロクロス王者の沢田時選手がロードレースに初の本格参戦。
MTBで鍛えた脚で、期待通り早速レース序盤から逃げ集団に入りレースを展開していきます。そのまま16周目まで逃げ続け、チーム3人の体力をしっかり温存します。
そして17周目で沢田選手が後ろに下がったタイミングで、すかさず河野翔輝選手が前へ!しっかりと逃げを吸収、振り出しに戻してレース最終局面に向けてチームの準備を整えます。
その後、体力を温存してた山本哲央選手・徳田優選手が前方に出て、アタックのチャンスを伺います。
エース徳田選手はレース中、みんなに丁寧に指示やアドバイスを出し、チームに乱れが出ないように整えレースをコントロール。今回の各選手の動きは出来過ぎなほどに完璧なタイミングでしたが、これらもエース徳田選手の的確な指示があってこそ。
そして最終周回に突入。いけると踏んだ山本選手がゴール前で一気にラストスパート!
スプリント勝負でマンセボ選手を制し、見事1位を獲得しました。
人数の少なさや初の本格参戦メンバーがいるとは微塵も感じさせない完璧な流れのレース展開、チームプレー!とにかく圧巻でした。
山本哲央選手優勝コメント
「今回は、終始落ち着いた展開というか、しきたり通りの展開でした。
マンセボさんがかなり速かったですし、最後はかなりスピードのある展開になりましたが、自分の得意なロングスパートの展開となり、勝てて嬉しいです。
群馬県もコロナの影響でまん延防止等重点措置が適用されている中、万全な対策を講じてレースを開催していただき、本当にありがとうございます。
このレースを開催して頂いたからこそ手にすることができた勝利ですので、本当に有り難く思います。
そして応援してくれた皆様、サポートしてくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。これからも頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。」
宮崎監督コメント
「今回はメンバーの半数がトラックネイションズカップへ参戦し戦力が半減している中、勝利できたことはとても大きいことです。特に過去に優勝経験のある橋本や窪木、今村などもいない中で他チームからもBSは戦力不足を思われていたと思いますが、各選手が要所要所でしっかりとやるべきことをやり、勝利を掴み取りました。今年のブリヂストンはどの選手も強く、勝てるというところを皆様にお見せできたと思います。今回も皆様からの応援、サポートにチーム一同心より感謝しております。ありがとうございました。」
フルメンバーでなくても、逃げもコントロールもしっかりできる強者揃いであることをあらためて証明してくれた今回のレース。
皆様の応援を糧に、更なる高みを目指します!
次回も、Team Bridgestone Cyclingのレースにご期待ください。
text: Kumi.Fujita photo: S. Kato
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