【歓喜の3連勝、Day1は今村が!】群馬CSCロードレースDay1詳報

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みなさん、こんにちは。

南魚沼でのレースから息つく間もなく、先週末には三日間に渡って群馬CSCロードレースが行われました。

Day1には今村選手が、Day2にはロードレース初優勝の兒島選手が、そして最終日のDay3にはまたも今村選手が表彰台の真ん中に立ち、宮崎監督の公言通りの3連勝!

ドキドキハラハラするレース展開に3日間、目を離せませんでした。

たくさんの応援を本当にありがとうございました。

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それでは本日から三日間に渡って、宮崎監督・選手へのインタビューを交えながら白熱した三日間をDay1から振り返っていきたいと思います。

【群馬CSCロードレース Day1】

日時:9月24日 11:30スタート 

場所:群馬サイクルスポーツセンター 6kmサーキットコース 群馬県利根郡みなかみ町新巻3853

距離:6km×30周(=180km)

出場選手:橋本英也、徳田優、今村駿介、山本哲央、河野翔輝、兒島直樹、沢田時

レース詳細はこちら

今季も4月には窪木一茂選手が、そして5月には山本哲央選手が勝利を収めている、BSとの相性も良い群馬CSCでのレース。三連戦初日のDay1は、1周6kmを逆回りで30周まわる総距離180kmの長距離レースです。

TEAM BRIDGESTONE Cyclingとしては南魚沼で二勝した愛三工業レーシングチームの連勝をストップさせ、自分たちの流れに持っていきたい一戦でもありました。

良いお天気の中、お昼前にレースがスタート。

序盤からアタック合戦が繰り広げられますが、逃げはなかなか決まりません。集団のペースは早く、ラップは8分半。段々と脱落者も出て来て、集団も小さくなっていきます。

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レースが折り返し17周目あたりでTEAM BRIDGESTONE Cyclingからは兒島選手、河野選手、沢田選手の3人を含む17名の逃げ集団が形成されます。

一方メイン集団はBSが前方に固まって、集団をコントロールします。

主要チームの選手がそれぞれ逃げに乗ったこともあり、逃げ集団はじわじわとタイム差を広げ、19周を超えたタイミングでメイン集団とのタイム差は2分半。残すは10周と、逃げ切りの可能性も出て来ました。

ここで兒島選手・沢田選手を逃げに残し、河野選手は集団に戻ります。

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20周回を過ぎると集団に戻った河野選手やBSの選手が交替で集団を牽いて一気にペースを上げ、タイム差を縮めていきます。

集団が近づいて来たことを察知した先頭の逃げ集団もアタック合戦で活性化。しかし、残り3周で驚異的なスピードで追い上げて来たメイン集団に捕まり、逃げを吸収。人数も絞られます。

残り2周回のタイミングで今村選手がアタック!単独で抜け出します。そこにマトリックスのマンセボ選手が追いつき、3位を1分引き離して勝負は強者2人の一騎打ちに。

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ドキドキの展開でしたが、スプリントに圧倒的な強みを持つ今村選手が先にゴールラインを割り優勝を決めました。勝負どころを確実に抑えて今シーズン二勝目をもぎ取りました。今村選手、本当に強かった。

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今村選手「なかなか逃げが決まらず最初の1時間2時間はハードでした。ただ中盤で逃げが決まってからはチームメイトが集団を牽いて脚を使ってくれて、自分はその間に脚を溜めることができていたので最後に自分が攻撃を仕掛けられるタイミングをものにできて勝つことが出来ました。チームメイトのお陰で掴むことのできた勝利です。」

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宮崎監督「選手たちにはパワーも集中力も消耗するレベルの高い要求をしてしまったと思いますが、

そこにきちんと結果で応えてくれました。今までとは一味違う、"自分たちでレースを作って勝った"選手の自信にもつながる意義高い勝利でした。」

エース今村選手の優勝で、三連戦を景気付ける大切な一勝をあげることが出来たレース初日。

7名全員がそれぞれの役割を全うし、レースをコントロールしながら全員でつかみとった勝利。レースを作り上げ、魅せる走りを見せてくれました。

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補給食には白桃とオレンジのジャムパン、カステラ、どら焼きなど手軽に糖分を補給できる軽食が用意され、長丁場のレースを闘い抜きました。180kmで7名の選手が飲んだボトルの数はなんとトータル50本。過酷な闘いであったことが伺えました。続くDay2、Day3もお楽しみに!

<リザルト>

優勝 今村駿介

10位 山本哲央

14位 沢田時

21位 徳田優

25位 兒島直樹

橋本英也 DNF

河野翔輝 DNF

text: Lynn.Watanabe  photo: S. Kato

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