【祝ロード初優勝!】今度は最年少の兒島直樹選手が魅せた!群馬CSCロードレースDay2詳報
みなさん、こんにちは。
今日はDay1に引き続き、群馬CSCロードレースDay2の詳報をお送りします。
中日となった連戦二日目は、兒島選手が魅せてくれました!最年少でエースを任されたプレッシャーが相当なものであったことは想像に難くないですが、見事に集団スプリントを制して優勝し、チームの結束を強める勝利をあげました。
【群馬CSCロードレース Day2】
日時:9月25日 12:30スタート
場所:群馬サイクルスポーツセンター 6kmサーキットコース 群馬県利根郡みなかみ町新巻3853
距離:6km×12周(=72km)
出場選手:橋本英也、徳田優、今村駿介、山本哲央、河野翔輝、兒島直樹、沢田時
レース詳細はこちら。
午前中まで降っていた雨もレース開始の12:30には止みましたが、風があり肌寒い中でレースがスタート。Day1と同様に逆回りでコースを回る、周回数12周・総距離72kmと短めのレースです。
のっけからアタック合戦が繰り広げられ、2周目には山本選手を含む8名の逃げ集団が形成されます。
メインとのタイム差は30秒ほど。
同じくらいのタイム差を開けながら、そのままレース前半を折り返します。
そんな中逃げに乗っていた山本選手が、10周回の下りでスリップし落車するアクシデントも。
(怪我は軽かったようで良かったです..!)
動揺の中マトリックスのマンセボ選手の単独の逃げ出し。
最初から兒島選手・河野選手をエースとして置き、レース展開をプランしていたBSはメイン集団を牽き始めます。宮崎監督の言葉をお借りすると「機関車のような」スピードで今村選手がメインをコントロール。
11周回目でマンセボ選手を捕まえ、集団は再び一つにまとまります。レースは残すところ1周。
集団を猛スピードで牽いて脚を使った徳田選手、今村選手は後方に引き、ホームストレート手前の上り坂では沢田選手が流石の対応。
最終のホームストレートでは橋本選手が牽きます。橋本選手のスピードが落ちてきたタイミングで愛三のチームが踏んできますが、直ぐに反応した河野選手がペースアップ。勝負は兒島選手・河野選手と言う若手2人に託されます。
ゴール手前150mのところで河野選手から発射され、集団スプリントを制したのは兒島選手!
エースを任された二人が先輩選手のサポートを受けながら大活躍し、チームで掴んだ美しい勝利でした。
流石トラック選手、与えられたチャンスをものにしエースにふさわしい走りを見せた兒島選手には感無量でした。若手選手の躍進で、これからが楽しみになるレースでもありましたね。
兒島選手「直前150mまでチームメイトの先輩方が牽いて下さって、僕は最後にもがいて集団スプリントを決めて勝つことが出来ました。エースを任されていたことにはプレッシャーもありましたが、勝てて、勝利の瞬間は本当に鳥肌が立ちました。」
宮崎監督「選手が自信を持って、絶対に勝てると思ってレースに臨んでいることが一番の勝因だと思います。レースの全体像を伝えて、それを選手がしっかり理解してくれているので、その場凌ぎではない勝ちを積んでいけてると思います。明日も必ず勝ちます!」
個が強い選手が集まっているのは勿論のことチームとして強さに磨きがかかり、それぞれの選手が様々な動き方を経験しながら成長しているTEAM BRIDGESTONE Cyclingはこれからもっともっと強くなれる、と言う期待感を持たせてくれました!明日は3連戦のレース最終日の詳報をお届けします。こちらもお楽しみに!
<リザルト>
優勝 兒島直樹
19位 河野翔輝
31位 橋本英也
32位 沢田時
56位 今村駿介
68位 徳田優
山本哲央 DNF
text: Lynn.Watanabe photo: S. Kato
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