【U-23兒島&山本で全日本ロードをワンツーフィニッシュ!】全日本選手権タイムトライアル、全日本選手権ロードレース詳報

兒島ゴールnational_u23_bs_3.jpg

みなさん、こんにちは。

先週末は広島空港に隣接する広島県中央公園サイクリングロードにて、3日間をかけて全日本選手権個人タイムトライアル・全日本選手権ロードレースが行われました。

【全日本選手権 個人タイムトライアル】

日時:10月22日(金)8:00~

場所:広島県中央公園サイクリングロード

距離:24.0km (U-23)36.0km(エリート)

出場選手:徳田優(エリート)、山本哲央・河野翔輝・兒島直樹(U-23)

TTスタート徳田nationalTT_bs_9.jpg

22日8時からU-23の全日本選手権タイムトライアルがスタート。逆回りで2周回の総距離24kmのタイムを競います。TEAM BRIDGESTONE Cyclingからは山本選手、河野選手、兒島選手の3名が出場しました。

第一走者の兒島が好タイムを出しますが、第二ウェーブの選手が好走し、機材サポートチームEQADSに所属する松田選手が優勝しました。

同日13時からはエリートの選手が出走。ディフェンディングチャンピオンの増田選手が2連覇を果たしました。徳田選手は今一つ力を出し切れず12位となりました。

TTスタート河野nationalTT_bs_6.jpg

<リザルト>

U23

6位 兒島 直樹  

8位 山本 哲央

9位 河野翔輝

エリート

12位 徳田

【全日本選手権ロードレース(U-23)】

日時:10月23日(土)8:00~

場所:広島県中央公園サイクリングロード

距離:12.3km × 10周 (=123km)

出場選手:山本哲央・河野翔輝・兒島直樹

河野が吸収された後、山本、兒島が攻撃にでるnational_u23_bs_12.jpg

中日の土曜日にはU-23全日本選手権ロードレースが行われました。良いお天気の中、8時にレースがスタート。

コースが前日のタイムトライアルとは反対の正周りを採用し一周12.3kmのコースを10周周ります。前半は下り基調なテクニカル、後半は上り基調なコースレイアウトです。

スタートからアタック合戦が繰り広げられますが、逃げはなかなか決まりません。

中盤に入って河野翔輝選手が単独での抜け出しに成功。2周回を一人で逃げますが、8周回目に集団に吸収されてしまい再び集団は一つに。集団は人数も絞られます。

集団を兒島、山本がコントロールnational_u23_bs_11.jpg

河野選手から「兒島なら今なら行ける」というアドバイスをもらったという兒島選手が、最終周回に入ってすぐのタイミングでアタックを仕掛け、単独抜け出しに成功します。

最終周回は17分半と、このレース一番のハイペースに。

兒島ゴールnational_u23_bs_3.jpg

集団との差はじわじわと広がり、30秒ほどのタイム差がつけ、そのままゴール!

自身初の全日本タイトルを獲得しました!

山本選手は追走3名のスプリントを制し2位に輝き、BSでワンツーフィニッシュを飾りました。

山本2位!national_u23_bs_16.jpg

兒島選手「初めての全日本タイトルで、ロードでは二勝目なのですごく嬉しいです!元々はゴールスプリントで決める予定だったのですが、脚が保つかという不安がありました。なのでラスト一周回に入った時に河野選手からのアドバイスもあり、集団の前方にいたのでそのまま抜け出して、決めることができました。」

<リザルト>

優勝 兒島直樹

2位 山本哲央

表彰台兒島、山本national_u23_bs_4.jpg

【全日本選手権ロードレース(エリート)】

日時:10月24日(日)11:00~

場所:広島県中央公園サイクリングロード

距離:12.3km × 15周 (=184.5km)

出場選手:徳田優、沢田時

最終日、エリートの全日本選手権ロードレースは肌寒い中、11時にスタート。2年ぶりとなった全日本ロードには、TEAM BRIDGESTONE Cyclingからは徳田選手、沢田選手の二人で臨みました。15周回、計184.5kmを走ります。

積極的な沢田national_elite_bs_3.jpg

4周目でシマノレーシングの風間選手が抜け出し30秒ほどのタイム差ができます。集団は愛三工業がコントロール。

集団は逃げを許容し2分半ほどのタイム差になり、ペースを落とします。

10周目には逃げを捕まえレースは振り出しに戻ります。

沢田が集団を引っ張るnational_elite_bs_2.jpg

13周目には弱虫ペダルサイクリングチームの入部選手が単独で抜け出し、徳田選手も追走集団で追いかけますが、最終周回で遅れてしまいます。沢田選手も終盤下り坂で落車をしてしまい、惜しくもゴールに絡むことはできませんでした。

ラスト一周のところで入部選手が吸収されると9名でのスプリントに。愛三工業レーシングチームの草場選手が優勝しました。

<リザルト>

14位 徳田優

徳田のゴールnational_elite_bs_8.jpg

今期のロードレースは今回の全日本選手権ロードレースで最後のレースとなりました。みなさま、たくさんの温かい応援を本当にありがとうございました!

今期もトラック、MTB、シクロクロスのレースが控えておりますので、どうぞ引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

text: Lynn.Watanabe  photo: S. Kato

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