みなさん、こんにちは。

10月に入り、シクロクロスのシーズンが開幕しました！シクロクロスは元々ロード選手がオフシーズンである冬季にトレーニングの一環として始めたことが競技の発祥ということもあり、この時期にシーズンインするそうです。

今回は3日に行われたシクロクロスの開幕戦、茨城シクロクロス取手ステージの詳報をお届けします。沢田選手がライバル織田選手と競って2位を獲得しました！

【JCX第一戦　茨城シクロクロス取手ステージ】

日時：10月3日（日）13:35~14:35

場所：茨城県取手市椚木小貝川リバーサイドパーク

距離：2.5km/周

出場選手：沢田時

レース詳細はこちら。

天気は快晴、夏日のような気温の中開催されたシクロクロス開幕戦。今回のレース会場となった小貝川リバーサイドパークは、小貝川の河川敷で芝の多い場所にコースが敷いてあり、アップダウンの少ない一周2.5kmの平坦なコースです。

定刻通り、13:35にレースがスタート。沢田選手が序盤から先頭集団をコントロールします。

3周回目には織田選手と二人で抜け出し、3位以降と大きくタイム差を引き離して二人の一騎打ちに。

後半に差し掛かったところのコーナーで沢田選手が転倒してしまい、そのタイミングを見逃さなかった織田選手がアタックをかけます。ここで15秒ほどのタイム差が一気にできてしまいます。

タイム差はじわじわと広がり、30秒程に。競技時間が1時間と短いこと、また今回のコースは一度タイム差を離してしまうと縮めていくことが難しい平坦なコースでした。

沢田選手は最後まで諦めずに織田選手の背中を追いますが、一歩及ばず2位となりました。

＜リザルト＞

2位：沢田時

小林監督コメント「チャンピオンジャージを着て、新しいバイクで望んだ開幕戦だったので大事な初戦で勝ちたいという気持ちも強かったです。その分勿論悔しさもありますが、転倒があったこと、転倒後の追いかけ方という、課題が明確に見えた分スッキリとした負け方だったかなと思います。」

今回のバイクは、昨年度チームブリヂストンの選手がバイクをカラーオーダーして自分だけのバイクを作るという『カラーオーダーバイク人気コンテスト』で見事一位に輝いた沢田選手が選んだ、マジョーラカラーにシクロクロスバイクCX6です。

光の当たり具合で表情が変わって、キラキラしていてかっこいいバイクです。レースの時はこちらにもぜひ注目してくださいね。

シクロクロスもシーズンが開幕し、今月末には飯山大会、来月にはシクロクロスの全日本選手権も控えていますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします！

text: Lynn.Watanabe　 photo:Makoto.AYANO

©Makoto.AYANO/cyclowired.jp