みなさん、こんにちは。昨日には茨城県土浦市りんりんポート土浦にてシクロクロスの全日本選手権大会が行われました。ディフェンディングチャンピオンの沢田選手は序盤にチェーン脱落のトラブルに見舞われますが最後まで諦めずに走りきり4位を獲得しました。

【第27回　全日本選手権自転車競技大会　シクロクロス】

日時：12月12日（日）14:30~

場所：茨城県土浦市りんりんポート土浦 / 川口運動公園周辺特設コース
距離：10周

出場選手：沢田時

たくさんの観客の皆さまに見守られながら、14:30定刻にレースがスタート。平坦なコースを基調としているためスピードの速い高速レースが展開されました。81名ものエントリーがあり、会場は熱量が高くとても盛り上がっていました。沢田選手はスタート直後から、優勝候補である織田選手・小坂選手・竹之内選手と共に4名で抜け出します。

そのまま4名でのハイスピードのレースを展開しますが、沢田選手は3周回目のシケイン超えでチェーンが脱落してしまうトラブルで15秒程の遅れを取ってしまいます。

脚があれば追いつける距離ではありましたが、そのままじわじわとタイム差が広がります。最後まで諦めずに走りきりましたが優勝争いには絡むことが出来ず、結果は4位となりました。

小林監督「結果は残念でしたが、ここまで連戦が続いた中でギリギリのところで保ちながらやれることの全てを出し切ることが出来ました。今日は周りの選手も強かったですし完敗ですが、すっきりとした負けだったと思います。一年の総括としては、春の合宿に始まりロードでも自分の特性をうまく出すことが出来ていました。MTBでは欲しかった全日本のタイトルを獲れましたし体調コントロールも出来ていて全てが噛み合っていた良い年だったと思います。」

今季から始めたロードレースでの活躍、全日本MTBで二つのタイトルを獲得するなど、ロードでもオフロードでも沢田選手の活躍に目を見張る一年でしたね！今年度もたくさんの応援を本当にありがとうございました。

【取材後記】

【取材後記】今季最後のレースということで、今回は久しぶりに現地で取材することが出来ました。初めてのシクロクロスのレース観戦でしたが、観客側も熱い視線で選手達を見守りながら、アットホームな雰囲気がとても和やかでよかったです。

先日引退を発表したチームメイトの平野選手も会場で沢田選手をサポートしていたため、再びMTB3人全員が揃った姿を発見！お揃いのシューズで和気藹々としていた様子でした。

今回のレースをもって、今年のレースが全て終了となります。今シーズンもお疲れ様でした！

text: Lynn.Watanabe　 photo: Makoto AYANO

©Makoto AYANO/cyclowired.jp