【2022シーズン開幕!地元開催で窪木一茂が惜しくも2位】第1回富士クリテリウムチャンピオンシップ詳報

皆さん、こんにちは。

寒かった冬も終わりに差し掛かり、春めく季節。今年も自転車競技のシーズンが到来しました!

今回は、開幕戦となった初開催の「富士クリテリウムチャンピオンシップ」の詳報をお届けします。Team BRIDGESTONE Cyclingは終始レースをコントロールしましたが、ゴールスプリントで一歩及ばず窪木選手が2位となりました。

【第1回Jatco 富士山サイクルロードレース・富士クリテリウムチャンピオンシップ】

日時: 3月19日(土)、20日(日)
場所: 富士市道臨港富士線(通称:青葉通り)富士市役所特設周回コース
距離:15周/27km(予選)、30周/54km(決勝)
出場選手: 窪木一茂、今村駿介、徳田優、橋本英也、兒島直樹
大会詳細:https://fcrr.fujicity.jp/
ライブ映像はこちら

先週末の二日間に渡って、富士クリテリウムチャンピオンシップが開催されました。私たちチームブリヂストンサイクリングからは窪木選手、今村選手、徳田選手、橋本選手、兒島選手の5名が参加しました。

日本のロードレース史上初の試みでJBCF、JCL、JICFの自転車競技3団体からそれぞれ予選を勝ち抜いた25名ずつ、計75名が初代王者の座を争います。

土曜日に行われた予選を余裕をもって勝ち抜き、5名全員が翌日に行われた決勝に進みました。

(写真:予選を1位で通過した徳田選手)

チームブリヂストンサイクリングの拠点がある静岡県三島市からも30km程と近い富士市の市街地、青葉通りに設置された1周1.8kmのコースを30周(=54km)を走ります。

定刻通り14:10にスタートが切られます。序盤からアタック合戦が続きますが決定的な逃げが決まりません。

そんな中、レースが折り返した16周目で橋本選手が飛び出し3名の逃げが決まります。

流石の橋本選手、沿道に笑顔を振りまきながら集団からぐんぐん距離を開いていきます。20周目には追走が合流し逃げ集団は11名まで増え、タイム差は22秒まで広がります。

有力チームが選手を逃げに乗せていた為、このまま11名での優勝争いというシナリオも見えてきます。しかし、厳しい状況の中でも与えられたプランをこなし、自分たちでレースの展開を作っていくのが昨年から積み上げてきた宮崎監督率いるTEAM BRIDGESTONE Cyclingです。

徳田選手を筆頭に、集団の中ほどに位置取っていた窪木選手・兒島選手を先頭に引き上げ集団を一気に牽き始めます。3人の凄まじい牽引によりあっという間に先頭集団を捕まえレースは振り出しに戻ります。速い、速すぎる。

残り3周となった27周回目で再び橋本選手が単独で抜け出し、7秒差までタイム差が広がるものの、ラスト2周のところで吸収されますが、ラスト1周で今度は兒島選手が単独アタック。しかしながら、ライバルチームの追い上げでラスト500mで吸収されてしまいます。

最後は集団でのゴールスプリントとなりますが、窪木選手があと一歩伸びず2位となりました。

<リザルト>

2位 窪木一茂
5位 今村駿介
30位 兒島直樹
58位 橋本英也
徳田優(DNF)

宮崎監督「最後の連携が取れなかったことは次回への課題となりましたが、終盤で脚を使っ勝負をもう一度振り出しに戻し、レースの展開を作った点は自分たちにしかできない動きだと思いますし、BSらしさが出せたと思います。3/27(日)には播磨中央公園ロードレースがあるので、今回の反省を生かしチームの連携を見せられる走りをしたいと思います。」

悔しさ、課題の残る結果となりましたが、地元開催で現地でも中継でも観戦して下さった皆様に自転車競技の面白さや楽しさを伝えることの出来たレースであったと思います。

今シーズンはより厳しいプランをこなし、選手個人としてもチームとしても成長していく一年にして参ります。今回も、沿道や画面越しから沢山の応援をありがとうございました!

今週末の3月27日(日)に開催される播磨中央公園ロードレースDAY2にも出場します。シーズンも開幕しこれから沢山のレースが開催されますので引き続き、応援をよろしくお願いいたします。

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今季からインスタグラムの投稿やストーリーズにて、レースの告知や速報、次戦のエースの発表や選手へのインタビュー動画を公開しています。

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Text: Lynn Watanabe Photo: Satoru Kato

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