山本2位、岡本2位で2日連続表彰台!【第1回JBCF鹿屋・肝付ロードレース・第1回JBCF志布志クリテリウム速報】
山本2位、岡本2位で2日連続表彰台!【第1回JBCF鹿屋・肝付ロードレース・第1回JBCF志布志クリテリウム速報】
みなさん、こんにちは。遂に国内のJプロツアーも開幕し、レースシーズンが始まりました。初戦は鹿児島での2連戦。初日の第1回 JBCF鹿屋・肝付ロードレースでは山本哲央選手が2位、2日目の第1回JBCF志布志クリテリウムでは新加入の岡本勝哉選手が2位と、2日連続で表彰台に上がりました。
2日間とも優勝は逃しましたが、初日はチームとしての存在感も示し、2日目は新人選手が入賞することができ、最低限の目的は達成できたレースでした。選手のコンディションは良いので、次こそ優勝を目指します。
第1回 JBCF鹿屋・肝付ロードレース
開催日: 2月25日(土)12:40-16:00
開催地: 鹿児島県立大隅広域公園周辺特設コース(鹿屋市吾平町上名 5354)
走行距離: 6.5km × 20周= 130km
出場選手: 山本哲央、河野翔輝、岡本勝哉、山下虎ノ亮
ジャカルタで開催されているネイションズカップと同じ日程で国内ロードレースも初戦を迎え、今回は初めて鹿児島での開催となり、チームブリヂストンサイクリングからは新メンバーを含む山本、河野、岡本、山下が参加。最大8名の参加ができるJPROツアで今回のBSチームは4名と少数ではあるが、目的は新規メンバーの存在感アピールと得意系のコースでの勝利。
特にこれからエリートのレースを走っていく上で、しっかりと集団に認められる走りをすることは新メンバー2名にとってはとても重要になミッション!レースは前半からハイスピードで進む中河野と山下が積極的に動いて逃げを試みるもなかなか決まらない。6周目の中盤に河野たちの逃げにカウンターでBSチームが入り損ねてしまう逃げができる場面もあったが、山下が積極的に集団を牽引し振り出しに戻す。
その後すぐに再度逃げ集団ができると山下が入りタイム差が10秒程度開くものの決定的なものにはならず、9周目に捕まり集団は再度1つに。しかしその後の10周目の中盤で河野が単独で抜け出すとタイム差は徐々に広がっていき独走を開始!
12周目に入る時点で27秒差まで広がり、14周目に入るとメイン集団から5名が追走があり、河野と合流し先頭集団は7名となりタイム差も1分以上とこのまま逃げ切りの可能性が見えてくる。メイン集団では16周目で山本がコーナーで単独落車で遅れるもののすぐに集団に復帰。
その後も河野を含む7名は人数を減らしながら逃げ続け、メイン集団は愛三レーシングを中心に牽引を開始、少しずつタイム差が詰まり、河野たちは最終周回まで逃げ続けるが惜しくも残り半周でメイン集団に捕まりレースは集団スプリントへと突入。
最後は岡本のアシストを受けて山本がスプリントに挑むが、惜しくも届かず2位となった。
山本哲央選手コメント
「人数差を感じさせないくらいに3人が動けてくれていてうまく運べていましたが、最後のスプリントのライン取りで失敗してしまいました。調子は良いので次こそ1位を狙っていきます。」
河野翔輝選手コメント
「今回の(4人という少人数の)チームブリヂストンサイクリング の体制で出来る最善の走りができたと思います。高出力で逃げつつ、最後の勝負の場面まで力を温存するという今回の目的は達成できましたが、逃げメンバーの足並みが崩れ逃げ切れなかったので、次は逃げ切れるように頑張ります!」
宮崎監督コメント
「今回のプランは河野と山下が前半に動いて逃げに乗り、山本と岡本が最後のスプリントに向けて脚を温存して勝負するというものでした。プラン通り河野が逃げに乗り、それまでの細かい動きには山下がしっかり反応し、最後のスプリントに向けては岡本が山本を導いてスプリントをすることができ、チームとして各自ができることをしっかりできたレースでした。強いていうならば、最後が集団一つでのピュアなスプリント勝負になってしまい、力負けしてしまったので、そこは個々のさらなるレベルアップとレースのプランニングを見直していくことが必要だと感じました。しかし、岡本と山下の新加入2名もしっかりと仕事をこなしつつ、チームとしての存在感を示すことができたので、優勝こそできませんでしたが、今回の目的はある程度達成できたと思っています。」
<リザルト>
2位 山本哲央
19位 岡本勝哉
31位 河野翔輝
38位 山下虎ノ亮
敢闘賞 河野翔輝
第一回 JBCF 志布志クリテリウム
開催日: 2月26日(日)13:45-14:55
開催地: 志布志しおかぜ公園(鹿児島県志布志市志布志町安楽 296-1)
走行距離: 2.9km ×17周= 49.3km
出場選手: 山本哲央、河野翔輝、岡本勝哉、山下虎ノ亮
ロードレースに引き続き鹿児島県で開催された志布志クリテリウム。コース自体は単調なレイアウトではあるものの集団スプリントが予想される今日は昨日以上に人数的に不利なことは変わらず、本来望まないプランではあるが、ラストのスプリント勝負のみに絞り、それまでは大きな動きはしない作戦でスタート。
レースは前半から逃げを試みる選手がいるが、決定的な逃げはできずに進み、中盤にかけて7名が30秒近いタイム差を稼ぎ先行する形となった。BSチームはそこにメンバーを送り込んでいないがあくまでゴール勝負に絞り集団内でまとまって走ることを心がける。すると愛三レーシングが昨日に引き続き集団をコントロールし、ラスト2周で逃げ集団をキャッチ。いよいよゴールスプリントに向けての位置取り争いが激化しBSチームは山下、山本、岡本、河野の順番でトレインを組んで前方へ上がっていく!
しかし最終コーナーで山本がコース脇のカラーコーンに接触し落車。チームのトレインは崩れ、集団後退を余儀なくされてしまう。再度山下と岡本が再加速をして前に上がるもスプリント勝負できる位置までは上がりきれずそのまま流れ込む形で岡本が2位でゴールとなった。
岡本勝哉選手コメント「チームとして狙っていた優勝を2日連続で許してしまったことが悔やまれますが、得意な平坦のコースでデビュー戦で上位に入れたことは嬉しく思います。プロのレースの位置どりやチーム内での連携の難しさを実感したレースになりました。
最後のスプリントの局面では、最終周に入る手前で山本選手が落車してしまい、自分自身少し焦って集団前方に位置取るのが遅れました。最有力の愛三レーシング岡本選手の後ろに張り付くように最終コーナーをクリアしスプリント体制に入りましたが、愛三レーシングのアシストに阻まれ前に出切ることができませんでした。集団スプリントに入る前の位置どりで足を使わないことが今の課題であると感じています。
いつも応援いただきありがとうございます。新人2人のデビュー戦ということでチーム一丸となって優勝を狙いましたが、叶いませんでした。2位という1番悔しい順位となってしまったので、今後も皆様の応援に応えられるよう結果を求め、自分自身の成長を続けていきたいと思います。ありがとうございました。」
宮崎監督コメント「2日間とも惜しくも2位となってしまったが初日はチームとしての存在感も示し、
2日目は新人が2レース目にして入賞することができ、最低限の目的は達成できたレースだと思います。」
<リザルト>
2位 岡本勝哉
4位 河野翔輝
25位 山下虎ノ亮
山本哲央(DNF)
(写真:今年からスポンサー企業のOGK Kabutoさんに作っていただいた新しいボトルになりました。)
2日間沢山の応援をありがとうございました。次こそは優勝を目指して走ります。引き続き、応援をよろしくお願いいたします。
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