トラックで鍛えたスピードを武器に今村2連勝!【第 1 回 JBCF 袋井・掛川ロードレース速報】
第 1 回 JBCF 袋井・掛川ロードレース
開催日: 3月25日(土)11:10-12:40、3月26日(日)12:45-16:15
開催地: 静岡県袋井市 小笠山総合運動公園エコパ 特設コ-ス(6km)
走行距離: 6km×10周= 60km、6km×23周=132km
出場選手: 窪木一茂、今村駿介、兒島直樹、松田祥位、河野翔輝、岡本勝哉、山下虎ノ亮
詳細: 第1回 JBCF袋井・掛川ロードレースDay1 | JBCF 全日本実業団自転車競技連盟 公式サイト (jbcfroad.jp)
第1回 JBCF袋井・掛川ロードレースDay2 | JBCF 全日本実業団自転車競技連盟 公式サイト (jbcfroad.jp)
Youtube LIVE:
Day1 https://www.youtube.com/live/g5jmcIVRzes?feature=share
Day2 https://www.youtube.com/live/0mCYTk_2Oac?feature=share
第 1 回 JBCF 袋井・掛川ロードレースDay1
今回のレースは1周6km、厳しい登りがあるわけではないがコースが全体的に細く、コーナーが多いレイアウトなので、事前ミーティングでもとにかく前で展開していくことが一番楽に走れる且つ、落車のリスク回避も出来るという事を確認し、スタートした。
レースはスタートから今村が久しぶりのJPROツアーということで積極的にアタックを繰り返していくとメイン集団はみるみる少なくなり20〜30名程度に。それでもペースを緩める事無く動いていくが、レース中盤、最初のコーナーで発生した落車の影響で岡本が落車こそしなかったものの一時ストップ。なんとか集団復帰はしたがかなり体力を消費してしまった。その後すぐに今度は河野が他チーム選手と接触し落車してしまう。大きな怪我ではないものの集団復帰は叶わず惜しくもリタイアとなってしまう。その他のメンバーは危なげなく周回を消化し、ラスト1周をブリヂストントレインで突入していく。途中他チームのアタックはあるものの新規加入の山下の強力な牽引もあり全てを吸収しスプリント勝負へ。最後はシマノの選手が飛び出すものの今村、窪木が冷静に対応し圧巻のスプリントでワンツー勝利を手にした。
<Day1 リザルト>
1位 今村駿介
2位 窪木一茂
8位 兒島直樹
11位 松田祥位
18位 山下虎ノ亮
33位 岡本勝哉
河野翔輝(DNF)
Day2
レース2日目もあいにくの雨。レース序盤に、今村選手を含む逃げ集団が形成されると、順調に逃げる今村とは対照的にメイン集団はペースが落ちタイム差がみるみる広がっていってしまう。このままではメイン集団が全員リタイアの可能性もあるため、メイン集団もコントロールを開始。しばらくすると逃げグループからキナンの選手が機材トラブルで遅れたためメイン集団はキナンチームがタイム差を詰めるべくコントロールを開始するが、タイム差はなかなか詰まらない。
先頭では6名中シマノレーシングが2名と数的有利を活かし入り部選手が攻撃を仕掛けていくと今村選手にも疲労の色が見え始めた為、BSチームとしてはメイン集団で全て飲み込んでのスプリント勝負のプランも視野に入れて先頭の様子を伺いつつタイム差を詰める。ラスト1周では他チームの選手が今村選手とのスプリントを嫌っての牽制でペースが落ちるも逃げ切りは確定に。最後は1日目に続き圧倒的な爆発力で今村選手が見事2連勝!
メイン集団は新人の岡本勝哉が先頭で6位ゴールし、悪天候と難しい展開の中でもブリヂストンサイクリングがしっかりと存在を見せることのできたレースとなった。
<Day2 リザルト>
1位 今村駿介
6位 岡本勝哉
17位 兒島直樹
20位 山下虎ノ亮
21位 河野翔輝
23位 松田祥位
窪木一茂(DNF)
宮崎監督コメント「今シーズンはあと一歩のリザルトが続いていたのでこの二日間、しっかりと勝てるレースで勝つことができて良かったです。今村が強いことは周知の事実ですが、今年度新加入の岡本選手、山下選手は牽引力もあり、動きもとても良く頼もしいと同時にこれからが楽しみになるレースでもありました。レース中に選手とコミュニケーションを取れるのが補給時のみであったため、逃げ集団を追いかけるかといった指示をうまく出来ず選手たちを混乱させてしまったことが自分の反省点だったと思います。」
今村選手インタビュー
ーー今回が今シーズンのJPROツアー初戦でしたが、いかがでしたか?
久しぶりにチームメンバーと走れるということで、気合が入っていました。
ーー2連勝でしたね。
Day1は距離も短く、自分たちに分があるレースだったので、しっかりと勝ててよかったです。Day2に関しても前々で走れれば人数も絞れると思っていたので、前日の展開のように少人数に絞れればチャンスはあると思っていました。ひとまず勝つことができてほっとしています。来月に控えるネイションズカップに向けても良い弾みになりました。
ーー新人選手とは初めて一緒に走るレースとなりましたが、チームの雰囲気はどうですか?
既に2人とも打ち解けていますし、チームの力となって動いてくれる頼もしい存在です。みんなが勝ちに行けるメンバーです。
ーーファンの方に向けて一言
国内ロードレースの少ない出場機会の中で勝つことができ、見ていただいた方や普段応援いただいている方に向けて良い結果を届けることができました。引き続き精進します!
(ナショナルチーム中距離のダニエルコーチ(写真左)と、チームブリヂストンサイクリングのメンバーでの一枚。)
シーズン序盤に、弾みのつく2連勝をあげることが出来ました。皆さま、沢山の応援をありがとうございました!引き続き、ご声援の程よろしくお願いいたします。
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