男子チームスプリントで長迫が3位メダル獲得!【Day2速報】ネイションズカップ第2戦 カイロ

男子チームスプリントで長迫が3位メダル獲得!【Day2速報】ネイションズカップ第2戦 カイロ

◆ 日  程:2023年3月14日(火)〜3月17日(金)

◆ 大 会 名:2023 TISSOT UCI TRACK NATIONS CUP CAIRO

◆ 開 催 地:エジプト・カイロ

◆ 参加選手:窪木一茂、橋本英也、今村駿介、兒島直樹、松田祥位、太田りゆ、長迫吉拓

◆ 詳  細:2023 UCI Track Nations Cup Cairo EGY | UCI

◆TISSOT TIMINGhttps://www.tissottiming.com/2023/ncii/en-us/default/Stage/6/pdf

ネイションズカップ第2戦  Day2

ネイションズカップ第2戦、2日目は男子チームパシュート、男子チームスプリント、男子エリミネーション、女子チームスプリントの4種目に出場しました。

一走で長迫選手が出場した男子チームスプリントは予選を3位のタイムで通過。1回戦はドームの形状により対戦方式からタイムトライアル形式に変更となりオランダ、フランス、中国に続く4位のタイムで3-4位決定戦に進出。3-4位決定戦では43秒361で中国を制し逆転、銅メダルを獲得!

男子チームパシュート1回戦は予選5位通過のドイツと対戦。お互いに譲らずタイムは拮抗したもののラスト1㎞を切ったところで日本チームが落車してしまい、8位DNFとなりました。※落車した選手は無事を確認できておりますので、ご安心ください。

前回大会では橋本選手が優勝、窪木選手が4位と日本チームの強さを見せつけた男子エリミネーションでは前半は2人とも危なげなく生き残り調子の良さを見せますが、橋本選手が8位、「考えすぎてしまい力を出し尽くせなかった」と語った窪木選手が6位でフィニッシュ。

女子チームスプリントでは前回の9位から躍進、7位で予選を通過。1回戦に進み、48秒885のタイムで8位となりました。

■出場種目/選手

男子チームスプリント/長迫吉拓

■大会結果

3位(3-4位決定戦タイム:43秒361、1回戦タイム:43秒667、予選タイム:43秒767)

■選手コメント

「チームスプリントで念願のメダルを獲得することができました。一晩経ち、ほっとしていてやっとメダルを手にすることができてとても嬉しいです。また次の大会に向けて頑張っていきたいと思います。応援ありがとうございました。」

■出場種目/選手

男子チームパシュート/窪木一茂・今村駿介・兒島直樹・松田祥位

■大会結果

8位(落車によりDNF)

■選手コメント

松田祥位

「チームパーシュート1回戦は、タイム的には6位ぐらいの結果が出せそうだったのですが落車によりDNFとなってしまいました。ジャカルタに続き1回戦目がちょっと締まらないなという所はありますが、また気を引き締めて、次のカナダのミルトンでのネイションズカップ第3戦では結果を出せるように頑張ります。応援ありがとうございました。」

兒島直樹

「チームパーシュートの1回戦は結果として自分の落車でDNFとなってしまいました。残り3週まで対戦相手のドイツと拮抗していて良いレースが出来ていたので不完全燃焼で終わってしまったのですが怪我は擦過傷で済んだので明日以降マディソンとオムニアムを頑張って走っていこうと思います。最終日まで応援をよろしくお願いいたします。」

今村駿介

「チームパーシュート1回戦は8位という結果に終わりました。DNFということで良い結果を残すことは出来ませんでしたが次に繋げるためにも良かった点悪かった点を見直して頑張りたいと思います。明日はオムニアムでメダルを目指して走ります。応援よろしくお願いいたします。」

窪木一茂

「チームパーシュート1回戦は落車によりDNFとなりましたが、8位と言う結果で前回に続いて安定した結果を残すことが出来ました。第3戦のミルトンでもチームパーシュートは走る予定なので、前回・今回よりも良い結果を残してオリンピックに繋げたいと思います。

■出場種目/選手

男子エリミネーション/窪木一茂・橋本英也

■大会結果

6位 窪木一茂

8位 橋本英也

■選手コメント

窪木一茂
「エリミネーションの結果は6位でした。今回は、序盤は後ろの方に位置取るという作戦でしたが、終盤で考えすぎてしまったことが原因で力を出し尽くせずに終えてしまい、残念でした。しかし、余裕を持って走れていたのでコンディションは悪くないと実感できました。僕はあともう1種目、最終日に今村選手とマディソンを走ります。メダル獲得を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします。」

■出場種目/選手
女子チームスプリント/太田りゆ

■大会結果
8位 (1回戦タイム 48秒885、予選タイム48秒901)

■選手コメント

「初日チームスプリントの結果は前回よりも良い8位でした。今回は予選を勝ち上がることができてよかったです。個人としてやれることはやれたかなと思います。また明日スプリントがありますが、今回こそ½決勝に進めるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いいたします。」

■今後の競技日程(日本時間) ※出場予定選手は変更になる可能性があります。

3月16日(木)

18:00~予選/01:00~第1種目スクラッチ/01:41~テンポレース/02:47~エリミネーション/03:34~ポイントレース 

 男子オムニアム(今村選手、兒島選手)

18:50~予選/20:31~1/16決勝/21:45~1/8決勝/01:16~1/4決勝/2:39~決勝

 女子スプリント(太田選手)

3月17日(金)

20:30~1回戦/3:31~決勝

 女子ケイリン(太田選手)

21:22~予選/01:58~決勝

 男子マディソン(橋本/兒島ペア、窪木/今村ペア)

◆ネイションズカップ第1戦を終えた時点でのオリンピックランキング

※オリンピック出場枠の仕組みについてはこちら

https://www.bscycle.co.jp/anchor/blog/2022/07/roadtoparis-bs.html

【オリンピックランキング】

※3月1日時点でのオリンピックランキングは下記の通り

https://www.uci.org/discipline/track/5bBV0EMQvb3ZiTcXbKFLJz?tab=rankings

■男子チームパシュート(出場枠10カ国)

 1位 デンマーク2,275p

 10位 カナダ 960p

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 11位 日本 880p

■男子チームスプリント(出場枠8カ国)

 1位 オランダ 1,755p

 8位 日本 900p

■女子チームスプリント(出場枠8カ国)

 1位 ドイツ 1,875p

 8位 ニュージーランド 660p

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 9位 日本 600p

■男子マディソン(出場枠5カ国+チームパシュート出場国/計15カ国)

 1位 ドイツ 2,500p

 5位 イタリア 1,610p

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 9位 日本 1,120p

 ※チームパシュートランキング出場10カ国を除外した場合は3番目

■男子オムニアム(出場枠7カ国+マディソン出場国/計22カ国)

 1位 デンマーク 1,047.5p

 7位 ニュージーランド 1,280p

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 19位 日本 96p(マディソンで出場枠圏内)

 ※マディソン出場15カ国を除外した場合は5番目

■女子スプリント(出場枠7カ国+チームスプリント出場国+ケイリン出場枠/計30名※1カ国最大2名)

 1位 ドイツ 1,170p

 7位 日本 560p

■女子ケイリン(出場枠7カ国+チームスプリント出場国+スプリント出場枠/計30名※1カ国最大2名)

 1位 フランス 1035p

 5位 日本 800p

現在の順位だけを見るとどの種目も出場ボーダーライン上に見えますが、実はヨーロッパ勢はすでに大陸選手権を終えているので、その分が加点されています。日本の場合は6月に大陸選手権(アジア選手権)を控えているので、その分を見込んでランキングを見るとある程度順調なスタートが切れていると言えるでしょう。

※参考までに優勝した場合のポイントは下記の通り

 ・個人種目:450p

 ・マディソン:900p

 ・チームパシュート:900p

とはいえ、どの種目もまだまだ僅差なので確実にポイントを獲得していくことが重要となります。

こちらのチームブログでは、レースを終えた選手の生のコメントをレース翌日(11:30)に公開して参りますので、是非毎日チェックをお願いします。

引き続き、応援をよろしくお願いいたします!



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