表彰台まであと一歩。最終日男子マディソン【Day4速報】ネイションズカップ第3戦 ミルトン
表彰台まであと一歩。最終日男子マディソン【Day4速報】ネイションズカップ第3戦 ミルトン
◆ 日 程:2023年4月20日(木)〜4月23日(日)
◆ 大 会 名:2023 TISSOT UCI TRACK NATIONS CUP MILTON
◆ 開 催 地:カナダ・ミルトン
◆ 参加選手:窪木一茂、橋本英也、今村駿介、兒島直樹
◆ 詳 細:https://www.uci.org/race-hub/2023-uci-track-nations-cup-milton-can/54bClGBZAU6DSpk45lDR34
◆ LIVE配信:
https://youtu.be/rys0lcO42kM
パリ2024オリンピック出場を懸けたポイント獲得争い、日本チームにとっての3戦目は、ネイションズカップ第3戦、ミルトン大会です。4日目は男子マディソンに出場した窪木・今村ペアが5位、橋本・兒島ペアが6位とあと一歩で表彰台という白熱したレースを見せました。
ネイションズカップ第3戦 Day4
■出場種目/選手
男子マディソン/窪木一茂・今村駿介ペア、橋本英也・兒島直樹ペア
■レース展開
2組とも初回、2回目のポイントをそれぞれ獲得し好調な滑り出しでスタートする。窪木選手が落車に二度巻き込まれてしまうアクシデントがあるも、復帰し優勝争いに十分絡める位置をキープ。終盤にはラップを成功させるなど最後まで粘り強く戦い抜いたが惜しくも表彰台へはあと一歩届かず窪木・今村ペアが5位、橋本・兒島ペアが6位でレースを終えた。
■大会結果
窪木一茂・今村駿介 5位
橋本英也・兒島直樹 6位
■選手コメント
窪木一茂
「金メダルを獲ることが目標だったのですが中盤に2回落車に巻き込まれてしまいチームの流れが崩れてしまった部分がありましたが、あきらめずに最後まで走ることができ、5位という結果を残すことができました。ネイションズカップで3回マディソンを走らせていただいて、どれも違う展開で全てが勉強になりました。また走る機会があると思うので、これまでの反省を踏まえてまた強くなって戻ってこれるように頑張ります。ネイションズカップミルトン、YouTubeライブでも日本から応援ありがとうございました。」
今村駿介
「マディソンは5位で終え、メダル獲得には到りませんでした。金メダルだけを目指して走っていたので悔しい気持ちで一杯です。しかし、イレギュラーな展開の中でも前々で走ることができたのは収穫になりました。また帰ってロードレース、全日本選手権、アジア選手権と続いていきますので引き続き応援よろしくお願いいたします。」
橋本英也
「マディソンは6位で終えました。前半は表彰台争いに絡むことが出来ていましたが、中盤から少し失速してしまい、表彰台を逃してしまう結果となりました。最近は海外レースでもマディソンをしっかり走れるようになってきているので、このプロセスを踏んで次のレースに活かしていきたいと思います。
今大会は、メダルこそ逃しましたが全体的に5位、6位など表彰台まであと一歩というところで終えることができました。あと一歩フィジカルを上げることができれば表彰台の常連になることができると思いますのでまた努力し結果を残せるように頑張っていきたいと思います。今回も応援ありがとうございました。」
兒島直樹
「今回のマディソンは、ネイションズカップ3戦を走ってきた中で一番成長を実感できたレースとなりました。これからにつながる大会となって、すごく嬉しいです。
今大会ではチームパシュート、オムニアム、マディソンと3種目出させてもらい、すごく良い経験をさせてもらいました。この後も全日本選手権とアジア選手権、世界選手権とレースは続いていくので、これからも応援をよろしくお願いいたします。」
◆ネイションズカップ第3戦直前のオリンピックランキング
※オリンピック出場枠の仕組みについてはこちら
https://www.bscycle.co.jp/anchor/blog/2022/07/roadtoparis-bs.html
【オリンピックランキング】
※4月20日時点でのオリンピックランキングは下記の通り
https://www.uci.org/discipline/track/5bBV0EMQvb3ZiTcXbKFLJz?tab=rankings
■男子チームパシュート(出場枠10カ国)
1位 デンマーク3,875p
10位 日本 1,760p
■男子チームスプリント(出場枠8カ国)
1位 オランダ 2,955p
7位 日本 1860p
■女子チームスプリント(出場枠8カ国)
1位 ドイツ 2,955p
8位 メキシコ 1,500p
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9位 日本 1,260p
■男子マディソン(出場枠5カ国+チームパシュート出場国/計15カ国)
1位 ドイツ 4,100p
5位 イタリア 2,730p
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9位 日本 1840p(チームパシュートで出場枠圏内)
■男子オムニアム(出場枠7カ国+マディソン出場国/計22カ国)
1位 フランス 1770p
7位 イタリア 1269p
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15位 日本 616p(チームパシュートで出場枠圏内)
■女子スプリント(出場枠7カ国+チームスプリント出場国+ケイリン出場枠/計30名※1カ国最大2名)
1位 ドイツ 1890p
7位 日本 1120p
■女子ケイリン(出場枠7カ国+チームスプリント出場国+スプリント出場枠/計30名※1カ国最大2名)
1位 フランス 1635p
3位 日本 1600p
現在の順位だけを見るとどの種目も出場ボーダーライン上に見えますが、実はヨーロッパ勢とオセアニア勢はすでに大陸選手権を終えているので、その分が加点されています。日本の場合は6月に大陸選手権(アジア選手権)を控えているので、その分を見込んでランキングを見るとある程度順調なスタートが切れていると言えますが、油断はできない状況です。
※参考までに優勝した場合のポイントは下記の通り
・個人種目:450p
・マディソン:900p
・チームパシュート:900p
皆さま、四日間日本からも沢山の応援をありがとうございました。これから、全日本選手権、アジア選手権、世界選手権とレースが控えていますので、引き続き応援の程よろしくお願いいたします。
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