【TOJ2023】第七ステージ・相模原/全力を尽くすも3ポイント差で兒島の山岳賞は獲得ならず
全力を尽くすも3ポイント差で兒島の山岳賞は獲得ならず ツアー・オブ・ジャパン2023 第七ステージ【相模原】
【ツアー・オブ・ジャパン2023】
開催日程: 2023年5月21日(日)〜5月28日(日)
出場選手: 窪木一茂、橋本英也、今村駿介、兒島直樹、松田祥位、河野翔輝
第七ステージ【相模原】
開催日時:2023年5月27日(土)8:50〜
開催場所: 神奈川県相模原市緑区西橋本5丁目3−4 相模原市緑区合同庁舎
距離:10.9km+13.8×7=107.5km
LIVE配信:https://www.youtube.com/live/kt9Z8pGTn9s?feature=share
<コースレイアウト>
4.6kmのパレード区間は橋本公園からスタート。小倉橋を越えた登り区間からアクチュアルスタートとなり周回コース後半はトンネルが続き、急勾配な坂がゴール地点となる。
<レース展開>
本日の目標は、兒島選手の山岳賞キープとステージ優勝。そのためには山岳賞争いに関係のない逃げを作り、山岳賞を確定させることとステージ優勝を決めることです。
レースは序盤からアタックが頻発するが、吸収されなかなか逃げが容認されず1回目のKOMポイントへ。
ブリヂストンの白い隊列とヴィクトワールのオレンジの隊列が並走しながら各エースを発射しますが兒島は惜しくも先着できず、1点差まで詰められます。2回目のKOMポイントも同じく勝負に挑むもまたも2位となり1点差で逆転を許してしまいます。
ここまでの2回でキンテロ選手からスプリントで勝つことがとても厳しいということ分かっています。それでも3回目のKOMに挑戦しなければならないのは兒島がチームから山岳ジャージを託されているからです。そして3回目のKOMでもチーム一丸となって兒島を送り出しますが届かず。
最終山岳ポイントは38点となりキンテロ選手の41ポイントに3ポイント及ぶことができず、全力を尽くしましたが、ここまでチームで協力してポイントを積み重ね保持し続けた山岳賞はキープできませんでした。
6周目で兒島を含む5人の逃げができるもタイム差は10秒以上には広がらず、吸収されてしまいます。そのまま集団スプリントとなりチームブリヂストンサイクリングも隊列を組みますが位置取りが上手くいかず埋もれてしまいチーム最高位は今村選手の39位となりました。
宮崎監督「今日は山岳賞獲得のために逃げを試みましたが逃げは出来ず、最後のゴールスプリントでは一歩及ばずという結果になりました。今できる最善を尽くしましたが、完敗でした。山岳賞を獲得したキンテロ選手そしてヴィクトワール広島がとても強かったです。明日は平坦で得意なコースでもあるので、気を取り直して明日ステージ優勝という形で今日の悔しさを晴らしたいと思います。」
兒島選手「昨日まで山岳賞をキープしていたのですが、キンテロ選手(ヴィクトワール広島)がとても強くて、チームメイトに助けられながらスプリントをしたのですが、力及ばずでした。とても悔しいですが、今までチームメイトに助けてもらった分明日はアシストに徹して、エースを勝たせる動きができたらと思います。ステージ優勝を狙って頑張ります。」
河野選手「今日の結果は残念ですが、明日は僕らに分があるコースなので切り替えて最後のステージでしっかり優勝を決めたいと思います。」
<リザルト>
39位 今村駿介
52位 河野翔輝
60位 窪木一茂
65位 兒島直樹
〜レース現場通信〜
チームカーは選手たちの後ろを走り、監督、メカニックが乗車しレース中の補給や選手とのコミュニケーション、トラブルがあった際には自転車の交換などを行います。カーブの多いコースも多いため、チームカーの運転も技術が要ります。(基本的にチームカーは監督が運転し、後部座席にメカニックが乗車します。)
早川メカニックが毎日選手が乗った自転車を洗車します。レース後もスタッフの仕事は盛り沢山です。
京都ステージから昨日までの5日間キープしていた山岳賞獲得に向けて選手・スタッフ一丸となって臨みましたがあと3ポイント届かず、獲得することは出来ませんでした。この悔しさをバネに、もう一つの目標であるステージ優勝を東京ステージで多くの皆さんの前でお見せしたいと思います。東京で開催される数少ないレースなので、是非会場で選手たちに直接声援を送り、一緒に応援していただけると有難いです。
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