【2023アジア選手権トラックDay3】太田がスプリントで金/窪木松田が個人パシュートワンツー/今村がスクラッチで惜しくも銀
太田がスプリントで金/窪木松田が個人パシュートワンツー/今村がスクラッチで惜しくも銀【2023アジア選手権トラックDay3】
トラック・アジア選手権が6月14日より始まりました。パリ2024オリンピックの出場枠を獲得できるポイントを稼ぐ上でとても大事な戦いです。
3日目は女子スプリントの準決勝〜決勝が行われ太田選手が見事優勝しました。男子個人パシュートでは窪木選手と松田選手が対戦し、窪木選手が勝利。男子スクラッチでは今村選手が惜しくも銀メダルとなりました。
ASIAN TRACK CHAMPIONSHIPS & ASIAN PARA TRACK CHAMPIONSHIPS 2023
日程: 6月14日(水)〜6月19日(月)
開催場所: マレーシア・ニライ
出場選手: 窪木一茂、橋本英也、今村駿介、兒島直樹、松田祥位、太田りゆ、長迫吉拓
スケジュール・リザルト: https://atresults2.wixsite.com/attiming/acct2023
レース映像: https://youtu.be/S3FY6393MKM
太田が女子スプリントでストレート勝ち 2年連続のアジアチャンピオンに
太田選手が大会2日目に1/4決勝まで順調に勝ち上がり、残すは1/2決勝、そして決勝。1/2決勝では梅川風子選手と対戦し、太田選手が勝利。決勝では佐藤水菜選手と対戦となりました。1本目、太田選手はイン側からのスタート。先行しそのまま先着します。
2本目はアウト側からのスタート。こちらも先行し後ろから佐藤選手が追い上げますがスピードを落とさず先着、2本先取し2年連続女子スプリントのアジアチャンピオンの座に輝きました。
この種目太田選手は一本も落とすことなくストレート勝ち。「スプリントの太田」をより印象付ける大会となりました。また、日本勢が表彰台を独占し、この種目での強さを見せました。
【女子スプリント リザルト】
Photo: @monkey.curly
1位 太田りゆ
2位 佐藤水菜
3位 梅川風子
窪木と松田のワンツー 男子個人パシュート
予選は窪木選手が1位通過、松田選手が2位で通過しチームメイト同士の1-2位決定戦へ。対戦形式でレースが行われ前半2kmまでは松田選手が優勢でレースが進みます。残り1kmのタイミングで窪木選手がペースアップし逆転勝利を決めました。
【男子個人パシュート リザルト】
1位 窪木一茂(4分12秒082)
2位 松田祥位(4分14秒243)
3位 Zhang Haiao(中国)
今村が惜しい銀メダル 男子スクラッチ
距離は15km=60周。今村選手は終始前方に位置取り、アタックに反応します。残り20周程のタイミングで2人の逃げができます。1人がドロップし集団に戻るもイランのムハンマド選手が1人で逃げ続けます。今村を中心に集団は追いますが残り周回は10周、集団は牽制状態に。そのまま追いつくことができず今村選手は集団スプリントの頭を取り2位となりました。
【男子スクラッチ リザルト】
1位 Ganjkhanlou Mohammad(イラン)
2位 今村駿介
3位 Yelyubayev Ruslan(カザフスタン)
■選手コメント
太田りゆ
「アジア選手権スプリント、優勝しました!去年も優勝しているので、これで二連続の優勝となります。皆さんのサポートのおかげで優勝できたと思います。沢山の応援本当にありがとうございます。残りはケイリンがあるので、また頑張ります。応援よろしくお願いします。」
窪木一茂
「今日は個人パシュートに出場しました。決勝はチームメイトの松田選手と対戦しました。松田選手を見て少し自分が負けているようだったのでラスト1kmからもう一度踏み直して一気に巻き上げたという形でした。本当に最後まで(勝負の行方が)分からなかったのですがアジアチャンピオンになれて嬉しいです。
個人パシュートのタイムはオリンピックに向けてのメンバー争いの指標にもなると思うので、ここで良いタイムを出すことができて、良いアピールになったと思います。残る種目はマディソンです。優勝目指して頑張ります。応援よろしくお願いします!」
今村駿介
「スクラッチ応援ありがとうございました。結果は銀メダルで、金メダルを取ることができずとても悔しいです。この悔しさをマディソンにぶつけたいと思います。必ず勝たなくてはいけないレースなので、窪木選手と最後まで集中して走り切りたいと思います。応援よろしくお願いいたします。」
アジア選手権は6月19日(月)まで続きます。パリ2024オリンピックに向けての選手たちの戦いを、ぜひ一緒に応援してください。
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