【2023アジア選手権トラックDay4】兒島直樹が男子ポイントレースでラップ6回　文句なしの金メダル

2023年6月18日 09:00

トラック・アジア選手権が6月14日より始まりました。パリ2024オリンピックの出場枠を獲得できるポイントを稼ぐ上でとても大事な戦いです。

4日目は兒島選手が男子ポイントレースに出場し、優勝。ラップ回数は脅威の6回、他の選手を圧倒する走りで昨年同大会同種目で3位の悔しさを晴らしアジアチャンピオンのタイトルを獲得しました。

日程: 6月14日（水）〜6月19日（月）

開催場所: マレーシア・ニライ

出場選手: 窪木一茂、橋本英也、今村駿介、兒島直樹、松田祥位、太田りゆ、長迫吉拓

男子ポイントレースは30km=120km。昨年のアジア選手権、同種目での3位という悔しい結果をバネに臨んだ今大会。

兒島選手は終始積極的な走りを見せます。周りのペースが落ちると単独で抜け出しラップを狙い、このレースで6回のラップを決め20pt×6回の120ptを加算。圧倒的な強さを見せます。

スプリント周回でもポイントを積み、最終獲得ポイントは133pt。2位のChang選手（台湾）の2倍以上のポイントで堂々の優勝。アジア選手権で初めての個人タイトルを獲得することとなりました。

1位　兒島直樹（133pt）

2位　Chang Chih Sheng（64pt/台湾）

3位　Mow Ching Yin （60pt/香港）

■選手コメント

兒島直樹

「ポイントレース、優勝しました。チームパシュートに続いて2枚目の金メダルを日本に持ち帰ることができるので、凄く嬉しいです。去年の（アジア選手権の）ポイントレースでは3位という悔しい結果に終わってしまったので今回のポイントレースはすごく意気込んでいました。そこが走りに現れたのかなと思います。

今回優勝したことで世界選手権に出場することができます。”世界選手権でメダルを取る”という今年一番の目標に向かって、また日本に帰ってから一歩一歩進んでいきたいと思います。応援ありがとうございました。」

アジア選手権は6月19日（月）まで続きます。パリ2024オリンピックに向けての選手たちの戦いを、ぜひ一緒に応援してください。