【JPTロード/南魚沼2連戦】岡本がクリテリウム9位、ロード21位、高強度なレースにチームは力及ばず
【JPTロード/南魚沼2連戦】岡本がクリテリウム9位、ロード21位、高強度なレースにチームは力及ばず
(岡本)
9月の17日、18日と行われたJプロツアーのロードレース・シリーズ、新潟県南魚沼市での2連戦に参戦したチームブリヂストンサイクリング。
両レースともに岡本勝哉がチームのエースとして走り、経済産業大臣旗のチャンピオンシップでもあった2日目は21位に、初日のクリテリウムで9位になりました。
それぞれのレース詳細をお伝えします。
少人数参戦でのクリテリウムにチームは苦戦、岡本は9位に
(岡本)
レース名:第3回南魚沼クリテリウム
開催日:2023年9月17日(日)
開催地:新潟県南魚沼市六日町・坂戸特設コース
コース長:49.6km = 1.24km × 40周回
参加選手:河野翔輝、山本哲央、岡本勝哉
レース詳細:https://jbcfroad.jp/race/1068
Jプロツアーの1戦として行われた南魚沼クリテリウムで、岡本勝哉が9位になりました。少ないチーム人数での参戦から、最後詰めきれずに後手に甘んじたレースとなりました。
チームブリヂストンはこのクリテリウムに3名での参戦。フルメンバーが8名であるレースでの、人数の少ない状況でのスタートとなりました。
そのため今回は、総合ポイントでリーダーを狙えるスプリンターの岡本をエースに、レースでは温存しながらスプリントで勝負をかけるという作戦で臨みました。
(岡本)
ただチームは3名であるため、レースコントロールは難しい中で、ライバル3チームによる逃げが決まってしまいました。
そのためにチームブリヂストン選手たちのいるメイン集団は、前を追うような動きをあまり見せません。
(岡本、河野)
河野と山本が積極的に脚を使い、岡本を温存しながら前を追うも届かず、前方の4名は逃げ切りでフィニッシュ。
岡本は小さくなったメイン集団の前方でフィニッシュに向かいますが、9位という結果に。
とはいえ岡本は、U23の年齢のリーダーであるネクストリーダージャージを守りました。
(岡本、山本、河野)
*リザルト 2023/9/17 第3回南魚沼クリテリウム
1 石原悠希(シマノレーシング)1:06:022 モレ・ドリュー(KINAN Racing Team)+0:00
3 カバナ・ライア(KINAN Racing Team)+0:01
9 岡本勝哉(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:21
20 山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+1:17
-- 河野翔輝(TEAM BRIDGESTONE Cycling)DNF
速いペースでの展開に3名は散り散りに、岡本が21位に入る
(河野、山本)
レース名:第8回南魚沼ロードレース (経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ)
開催日:2023年9月18日(月・祝)
開催地:新潟県南魚沼市三国川ダム周回コース
コース長144km = 12km × 12周回
参加選手:河野翔輝、山本哲央、岡本勝哉
レース詳細:https://jbcfroad.jp/race/1069
2連戦の2日目に行われた『経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ』でもある南魚沼ロードレースで、岡本が21位となりました。3名のチームブリヂストンが早々に散り散りになってしまったほど、強度が高く速度も速い展開でレースは進みました。
(岡本)
『経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ』である今レース、Jプロツアーの中ではとても価値のあるレースです。
コースはチームブリヂストン員の走りとは相性がよくない、登りの厳しいプロフィール。
ただこのレースでチームでのタイトルは、高い順位3名のポイントで争われるため、河野、山本、岡本の3選手が全てリタイアせずフィニッシュしなければなりません。
皆が完走しなければならないこのレースでは、勝つために果敢に攻めると言うより、自分たちの力を最後まで温存していく。これが今日の作戦となりました。
ただレースは序盤からきつい展開。スタート後、時を待たずに6名の強力な選手たちが逃げを決めます。それをしっかりと追わないまでも集団は高いペースでの巡航を続け、少しずつ後方選手が落ちていきます。
(岡本、河野)
その中で、今日もエースを託された岡本を守るため、山本と河野が岡本の風除けになるなどして献身的な走りをします。ただハイペースなレースにそれぞれの完走に向けても必死な3選手、周回を追うごとにバラバラとな李、チームでまとまった力ある攻撃ができなくなってしまいます。
さらに後半、残り5周の時点で、先頭との差を縮めるために集団がペースアップ。そこでついに河野、山本の2名は完全に遅れてしまいます。岡本はそれでも集団に食らいつき、21位でフィニッシュしました。
(岡本)
登り局面での力不足を感じさせられたレースでしたが、それでも今ある力で岡本は総合順位を6位に押し留めました。しかし岡本はU23の年齢でのリーダージャージ、ネクストリーダーズジャージを失いました。次のJプロツアーで必ず取り返すと決意しています。
「今日は白ジャージを失ってしまい、登りの力の差が出てしまいました。次のレースで取り返します。一度失っているのが悔しいです」。
この2連戦では、クリテリウムとロードレース、ともに厳しい結果となりました。さらに続くシリーズ戦で、ロードレースでの強さも確かにお見せできることでしょう。
チームブリヂストンサイクリングへの皆様のご声援を、よろしくお願いいたします。
*リザルト 2023/9/18 第8回南魚沼ロードレース (経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ)
1 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)3:38:222 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)+3:39:18
3 孫崎大樹(KINAN Racing Team)+3:39:40
21 岡本勝哉(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:21
-- 河野翔輝(TEAM BRIDGESTONE Cycling)DNF
-- 山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)DNF
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