【選手紹介2024】橋本英也 プロフィール

橋本英也

ハシモト・エイヤ / Eiya HASHIMOTO
ブリヂストン・アスリート・アンバサダー


1993年12月15日生・岐阜県出身
競技/種目:トラック/ロード
2023年の主な戦績
・2023 ネイションズカップ エリミネーション優勝
・2023アジア選手権 エリミネーション優勝、オムニアム優勝、チームパシュート優勝
・2023 UCIトラックチャンピオンズリーグ 総合6位

トレードマークはその笑顔。世界レースに笑顔で勝利する『えいちゃん』

軽やかに、そしてスマートに走りながら、的確なタイミングでしっかり先行し結果を残す。それが観客席から見た橋本英也の選手としての姿です。これまでにネイションズカップでもいく度も表彰台に登り、世界トップシーンでもその存在感をしっかりと示しています。

その一方で、笑顔を振り撒くことを忘れない明るいキャラクターは世界のシーンでも知られ、人懐っこい性格で、多くのファンを惹きつけます。SNSなどでの発信力にも優れており、自転車専門誌(『サイクルスポーツ』誌)での連載記事もすでに6年目に入っています。

東京2020では男子オムニアムに出場。昨年のネイションズカップではエリミネーションに優勝。招待選手のみ参加できるUCIトラックチャンピオンズリーグでは、優勝も総合首位獲得も成し遂げています。世界レベルの実力と、誰からも親しみやすい魅力とを兼ね備えた選手です。

(写真をクリックすると、それぞれのレースレポートブログが表示されます)


(2023/2/24 UCIネイションズカップ第1戦ジャカルタ)

ーーファンの皆さまにはどう呼んで欲しいか

『えいちゃん!』『英也!』がいいですね。

ーー自転車選手としての自分を紹介すると

自分は、自転車の楽しさをシェアするという目的で走っています。自転車レースを走ることをメインに、トラックレースを軸としてロードレースなどいろんなものに挑戦しているサイクリストです。

トラック中距離選手がどこまでロードレースを走れるのか。トラック選手だけれども、競輪やロードレースを走ってどのぐらいまでイケるのか。こういったことをを確かめながら走っています。走ることは常に実験です。


(2023/8/19 第38回シマノ鈴鹿ロード)

ーーこれまでの誇れる戦歴を

・2023年 UCIチャンピオンズリーグでのリーダージャージ取得
「日本人として初めて首位を獲得できたため。これまで誰もしたことがないことをするのが好きです」

・2014年 アジア競技大会(韓国)男子オムニアム 優勝
・2018年 アジア競技大会(インドネシア)男子オムニアム 優勝
・2023年 アジア競技大会(2022中国)男子チームパシュート 優勝
「アジア競技大会で3大会連続金メダルの獲得。種目は異なりますが、 4年ごとに3大会連続、12年間に渡り金メダルを獲り続けていることです」

・東京2020オリンピック男子オムニアム出場
「オリンピックへ出場させてもらったのは、自分の中ではとても大きな経験になりました」


(2023/11/12 UCIチャンピオンズリーグ第5戦ロンドン)

ーー得意な種目の得意な状況は

得意な種目は、オムニアムのようなレース系です。カオスな状況、混沌や混乱が好きです。カオスは人によって状況の理解が違うと思っています。自分はカオスを理解することで自分に有利にすることができます。レースの流れを読み取る能力に長けているんじゃないかと思っています。

ーーオフの時にしがちな事は

自転車以外の趣味はいろいろあります。乗り物で言うとクルマが好きです。もちろんタイヤはブリヂストンです。タイヤの扁平率などにこだわるのが好きですね。自分のタイヤの車のタイヤサイズもいろいろチェックして、タイヤをどう走らせるのがいいのか、などを考えたりしています。

最近好きなのは、ローカルなものや景色を見ることです。先日も西伊豆にドライブに行って、もう10年後にはなくなってしまいそうな風景を見てきました。そういうことをするのが好きです。


(2023/5/14 全日本選手権トラック)

ーー注目してもらいたいポイントは

レースや練習での表情であったり、レース前のコミュニケーションです。トラックレースは、レース前に観客の人と話すことができるところがいいですね。僕はレース前でもいろんな人とコミュニケーションが取れます。ぜひ話しかけてください。


(>>橋本英也インタビュー『応援してくれる方々はメイトです』)

ーー2024年のChase Your Dream

パリ2024オリンピックに向けて、金メダルの獲得を目標に走っていきます。チームブリヂストンとしてしっかりオリンピックの出場枠を取り、個人ではしっかりメダルを取れる種目に集中できればと思っています。

プロ選手として長く続けるためには、結果を出し続けることが大事です。長くプロサイクリストとして、自転車の楽しさを伝えていきたいと思っています。よろしくお願いします。

⚫︎Instagram @eiya_hashimoto
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(2023/8/22 世界選手権報告会)

>>⚫︎チームブリヂストンサイクリング 創立60周年 『チームの歴史』

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