【選手紹介2024】河野翔輝 プロフィール
河野翔輝
カワノ・ショウキ / Shoki KAWANO2000年3月26日生・奈良県出身
競技/種目:トラック/ロード
2023年の主な戦績
・2023 おおいたいこいの道クリテリウム 3位
・2023 群馬CSCロードレース9月大会DAY1 3位
・2023 群馬CSCロードレース6月大会DAY1 7位
状況を冷静に判断し諦めない熱い心で走る、確かな成長を遂げた知性派ライダー
チームブリヂストンサイクリングに加入した選手たちはそれぞれの形で成長していきますが、中でも河野翔輝は大きく成長しました。自転車競技を始めたのは高校生の時。そこから大学3年生末時にチームに入りするまでは、ロードレースにはほとんど出場していなかったという河野。それがチーム選手としてロードレースを走るようになった結果、2シーズン目で国内最高峰のレースシリーズ、Jプロツアーで勝利するまでになりました。
2023年シーズンは、ロードレースでのエースも担うまでに成長した河野。主要なUCIレースにも出場し、チームを支えるアシストとして、勝利を狙うエースとして、最後まで走り抜いてきました。
選手としての最も大きな武器は、現状を的確に把握する冷静な判断力と、諦めることのない気力です。自力で勝機を作り出すべく1人でも動き、失敗したとしても愚直なまでに何度でも繰り返す。レースで攻め続けることが、最大のトレーニングとなることも自覚しています。
また河野の発する言葉も彼の魅力のひとつです。レース後のコメントでも、インタビューでも、しっかりと考えた言葉を絞り出してきます。彼が出場したレースレポートの中で、彼の実直なコメントを振り返っていただけます。
「今年は本当に勝負の年になるので、今まで以上により多くの挑戦をしていきたいと思います」(河野)
(写真をクリックすると、それぞれのレースレポートブログが表示されます)
(2023/5/24 ツアー・オブ・ジャパン 第五ステージ信州飯田)
ーーファンの皆さまにはどう呼んで欲しいか
まずは、苗字の「カワノ!」でも、名前の「ショウキ!」でも、呼びやすい方で呼んでいただければと思います。。。
が、僕のその時の印象で、ニックネームをつけてもらってもいいかなと思っています。
今は特に気に入ってるニックネームは特にないので、むしろ命名してくれると嬉しいです(笑)。
ーー自転車選手としての自分を紹介すると
自分でガンガン引いていく、がむしゃらに何回も何回もアタックを続ける、といった走りをする選手です。
成功するまで何度でも何度でも繰り返し挑戦を続けるのが河野翔輝ならではの走り方なんじゃないかな、と思っています。
ーーこれまでの誇れる戦歴を
・2022 全日本選手権トラック・男子スクラッチ 優勝
「初めて全日本チャンピオンを取れたレースです」
・2023 ツアー・オブ・ジャパン
「チームとして全体を走り切り、自分に与えられた役割を確かに果たせました。8日間の走り全体が、自分の中では誇れるものだと感じています」
・2021 全日本選手権ロード・レース U-23
https://www.bscycle.co.jp/anchor/blog/2021/10/-3-1022800-240km-u-23360km-u-23.html
「このレースで、始めて1人で逃げを決めました。結果は後半に集団に捕まってしまいましたが、これが今の僕が1人で逃げるのを好むようになった原点なんじゃないかと思っています」
ーー得意な種目の得意な状況は
長い距離でレースが続く中、それがロードレースであってもトラックレースであっても、自分も含めた選手みんなが疲弊しているところで集団から抜け出していくというのが、僕の得意な状況だと思います。それを逃げにつなげていくのが、僕の得意なところです。
(2023/5/13 全日本選手権トラック 男子スクラッチ)
ーーオフの時にしがちな事は
家でゴロゴロしていることが多いです。なるべく体力を使わないというか、オフの時にいっぱい食べて、自分の好きな筋トレをして、お風呂に入って回復させます。食べ物は、一番好きな白米に合うおかずをとにかくたらふく食べます。嫌いなものはありません。
自分の体のメンテナンスではないですけれど、オフの時しかできない筋トレなどをして、モチベーションを上げることが多いです。
ーー注目してもらいたいポイントは
レースの展開にもよりますが、最初からガンガン行って逃げに乗っていることが多いので、その逃げに乗っている時です。
逃げに乗らずに集団の中に残っていても、最後まで脚を溜めて、もう一回抜け出しを図っている時が多いです。そんな2つの場面にぜひ注目して欲しいです。
(2023/9/23 群馬CSCロードレース9月大会DAY1)
ーー2024年のChase Your Dream
パリ2024オリンピックに出場というのがチームとしてはありますが、僕個人もオリンピックへの出場をあきらめてはいません。
さらに2024年は、これまで3年間チームブリヂストンサイクリング選手としてやってきたことの集大成の年だと感じています。これまでにしてきたことをさらに積み上げ、それぞれの先にある大きな大会で優勝であったり、UCIレースでしたら総合上位など、それを目標に必ず成績を残していきます。
⚫︎Instagram @shoki__26
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