【選手紹介2024】兒島直樹 プロフィール

兒島直樹

コジマ・ナオキ / Naoki KOJIMA

2000年11月1日生・福岡県出身
競技/種目:トラック/ロード
2023年の主な戦績
・2023アジア選手権 ポイントレース優勝、チームパシュート優勝
・アジア競技大会2022 マディソン優勝、チームパシュート優勝
・ツール・ド・九州2023(ロード)小倉城クリテリウム優勝、福岡ステージ優勝

昨シーズンの目覚ましい成長と勝利の数々

2023年に目覚ましく成長、活躍した若手選手が兒島直樹です。淡々とした口調で熱い闘志を隠すことなく語る兒島は昨シーズン、その闘志通りの走りを魅せました。

その躍進は、ツアー・オブ・ジャパンでの山岳賞争いから。惜しくも賞獲得は逃したものの、これでロード界でも広く名を知られることとなりました。全日本選手権トラックでは男子ポイントレースのタイトル獲得、アジア選手権での男子ポイントレースでは1人で6周回をラップし完全勝利。

さらにアジア競技大会では男子マディソンとチームパシュートで金メダル。その直後のツール・ド・九州では総合スプリント賞を獲得、ステージ2勝もしています。東京2020オリンピックのレガシーロードレースであるTHE ROAD RACE TOKYOでは、他選手を引き離しての独走勝利。その活躍を記するに、枚挙にいとまがありません。

その勢いで今年、パリ2024オリンピックへの出場、そしてメダル獲得へと挑みます。『男子、三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ』、そのことわざ通りの選手です。

(写真をクリックすると、レースレポートブログが表示されます)


(2023/10/6 ツール・ド・九州 小倉城クリテリウム)

ーーファンの皆さまにはどう呼んで欲しいか

2023年は『コジコジ!』と呼ばれることが多かったので、それで呼んでもらえれば。もう定着している感じもあります。

一部の人からは、下の名前『ナオキ!』で呼んでもらっていることもありますね。

ーー自転車選手としての自分を紹介すると

普段の自分は結構フワフワふわふわしているんですけれど(笑)、自転車でレースをしてる時は、積極的に走ることが多いので、結構アグレッシブな選手なのかなと思います。普段と真反対な感じの走りで、そのギャップを感じてもらえればと思います。


(2023/5/15 全日本選手権トラック)

ーーこれまでの誇れる戦歴を

・2023年 ツール・ド・九州 小倉城クリテリウム 優勝
・2023年 ツール・ド・九州 福岡ステージ 優勝
「2023年のツール・ド・九州では、地元ですし、ブリヂストンの創業の地ですし、とにかく自分の中で大きな勝利でした」

・2020年 全日本選手権トラック男子オムニアム 優勝
「まだ学生だったんですがチームブリヂストンに入って、そのチーム選手を相手に勝利できた、誇らしい勝利です」

ーー得意な種目の得意な状況は

序盤はみんな脚も体力もあるので、キツいんですが、レースが進むにつれて周りの選手が疲れ始めたところ、そこから積極的に飛び出していくのが僕の中では得意なのかなと思います。

後ろからは踏めているように見える選手が、近くだとキツそうな顔をしている。そういったライバルを出し抜いていくのが自分では得意で鋭いと思いますし、こういったレース展開に持ち込める走り方が上達したのかなと感じています。


(2023/12/4 THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2023)

ーーオフの時にしがちな事は

その時にハマっているアニメとかYouTubeとかを時間を忘れて見ていることがあります。特に趣味というものはないんですが、動画や漫画、本を見たり読んだりするのが多いですね。

最近は『テニスの王子様』にハマっています。アニメで見て、今は『新テニスの王子様』をコミックスで読んでいます。

ーー注目してもらいたいポイントは

集団に追いつきそうになった寸前の、僕のニヤニヤ顔を見て欲しいです。『よっしゃー』という顔です。


(2023/5/26 ツアー・オブ・ジャパン)

ーー2024年のChase Your Dream

2024年はネイションズカップの3戦がありますが、この中でまずはオムニアムで優勝することが1つの目標です。

そしてアジア大陸選手権でのポイントレースを2連覇すること。

続くパリ2024オリンピックでは、メンバーに選ばれて、メダル獲得を目標に出場します。

その先にある2024年デンマークでのUCI世界選手権では、2023年に獲れなかったポイントレースでのアルカンシエル獲得を目標にします。

たくさんの目標がありますが、実現できるよう、がんばっていきます。

⚫︎Instagram @naoki__kojima
⚫︎Twitter @naoki__kojima


(2023/10/9 ツール・ド・九州 総合スプリント賞獲得)

>>⚫︎チームブリヂストンサイクリング 創立60周年 『チームの歴史』

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