【パリ2024オリンピック】帰国したチームブリヂストンサイクリング所属選手たちの成績とコメント

【パリ2024オリンピック】帰国したチームブリヂストンサイクリング所属選手たちの成績とコメント

大会名:パリ2024オリンピック
大会日程(現地時間):2024年7月26日 – 2024年8月11日
自転車競技日程(現地時間):8月5日 - 11日
自転車競技開催地:フランス/ヴェロドローム・ド・サン・カンタン・アン・イヴリーヌ
チームブリヂストンサイクリング所属の参加選手:
 窪木一茂、橋本英也、太田りゆ、今村駿介、長迫吉拓

フランス・パリにて行われたパリ2024オリンピック。チームブリヂストンサイクリング所属選手たちは、2024年8月5日〜10日(現地時間)までの期間に行われた自転車トラック競技に出場しました。

チーム創立60周年となる今年、選手たちが熱望したメダルを持ち帰ることはできませんでした。しかし全てのチームブリヂストンサイクリング所属選手それぞれが、この世界最高峰の舞台で全力を尽くしました。

以下に、パリ2024オリンピックを終えて帰国した、チームブリヂストンサイクリング所属選手たちのレース成績と、帰国直後のコメントをお伝えします。


長迫吉拓

【パリ2024オリンピック 結果】
 ・男子チームスプリント 5位 >>結果PDF

ーーパリ2024オリンピック、全体を振り返った印象は?

僕はチームスプリントを走ったんですが、メダルを獲れる可能性が十分にあった中で、僕の失敗で取れなかったというのがすごく悔しいです。

でも、このオリンピックに向けてたくさんの応援であったり、チームの態勢であったり、自分が100%向き合えたというところが良かったところで、すごく自信にもなった大会でした。

ーー一番印象に残っている場面は?

僕の失敗した瞬間は今でも忘れられないですし、すごく悔しいです。

ーー応援をいただいた皆様への言葉を

応援ありがとうございました。ですが、このままでは終われません。もう一回、挑戦したいと思います。



*窪木一茂

【パリ2024オリンピック 結果】
 ・男子オムニアム 6位 >>結果PDF
 ・男子マディソン 6位 >>結果PDF
 ・男子チームパシュート 10位 >>結果PDF

  ーーパリ2024オリンピック、全体を振り返った印象は?

まだちゃんとは見返せてはいないんですが、悔しい気持ちがいっぱいです。オムニアムとマディソンに至っては6位という結果で、自分自身も手応えがかなりあった中で、メダルに届かなかったので、笑顔では帰れないかなと思うところはありました。

それでも空港について応援してくださる方、所属先の方がたくさん、こうやって来てくれていることで込み上げてくるものがあります。やっぱりここでメダルがあるとないでは違うなというふうに感じます。

  ーー最も印象に残っている場面は?

マディソンでの後半に3位に踊り出た時、よしこれはメダルが狙える、奇跡を叶えよう、と思った場面が一番印象に残っています。

  ーー応援をいただいた皆様への言葉を

約1週間、パリ2024オリンピックでの応援をいただきありがとうございました。大きな力になりました。思っていた以上に会場に日本人の観客の方も足を運んでいただいていて、おかげで全力を尽くせました。

ひとまず区切りをつけて、またこれからどのようにしていくかは考えたいと思います。応援ありがとうございました。


今村駿介

【パリ2024オリンピック 結果】
 ・男子マディソン 6位 >>結果PDF
 ・男子チームパシュート 10位 >>結果PDF

  ーーパリ2024オリンピック、全体を振り返った印象は?

今までで一番、思い出に残る大会となりました。

レースのレベルもそうですし、大会に賭ける各選手たち、すべてのアスリートの想いというものを、オリンピックの期間中にすごく感じることができました。

  ーー最も印象に残っている場面は?

チームパシュートのスタートの瞬間です。出発前には、スタートの時にワクワクしていたいと言ったんですけれど、なかなか自信を持ってスタートすることができず、タイムも日本記録を更新することができませんでしたし、自分自身も離れてしまって。

スタートとして、日本チームの勢いのためにも良いパフォーマンスを出したかったんですけれど、皆さんにもすごく残念な思いをさせてしまいました。

  ーー応援をいただいた皆様への言葉を

本当にもう連日時差もある中で、特に自転車競技は夕方から連日で始まっていたので、本当に夜中、皆さん楽しみに待っていてくださっていたと思うんですけれど。メダル獲得ができず、自分自身も悔しいですし、皆さんも悔しかったのではないかと思います。

やっぱりすぐに4年後というふうに僕は思うことができたので、またここからやれることを精査して、より気を高く持ってトレーニングしていきたいなと思います。


*太田りゆ

【パリ2024オリンピック 結果】
 ・女子ケイリン 9位 >>結果PDF
 ・女子スプリント 20位 >>結果PDF

  ーーパリ2024オリンピック、全体を振り返った印象は?

念願のオリンピックの舞台で全力で戦えたこと、悔いのないレースができたことがすごく嬉しくて、達成感でいっぱいです。

  ーー最も印象に残っている場面は?

オリンピックという舞台で、敗者復活戦のレースで1位になった瞬間、その時に上がった自分への歓声だったりとか、日本チームの嬉しそうな顔だったり、そういうところが印象に残っています。

そして、自分の感覚としてはいつもとはちょっと怖いような感覚があってレースしていたところもあるんですが、今までで一番何も考えず、落ち着いて、ただ今までやってきたことを全部出すんだという決意が自分の中で感じられたということです。

  ーー応援をいただいた皆様への言葉を

日本から本当にたくさんの声をいただいて、それを力にパワーにして走ったというのは事実です。皆さんに感謝しています。

ここまで本当に長い間、私のオリンピックに出たいという夢を一緒に歩んでくれて、支えてくれて本当にありがとうございました。


*橋本英也

【パリ2024オリンピック 結果】
 ・男子チームパシュート 10位 >>結果PDF

  ーーパリ2024オリンピック、全体を振り返った印象は?

今回の結果は残念なもの、シンプルにそうなるんじゃないかなと思います。日本チーム全体として今回は自転車トラック競技でのメダルゼロという事実をしっかり受け止めるのが大事だと思っています。

チームパシュートに関しては、与えられた状況の中での3分53秒台というタイムは、メンバーの4人でできる最良のタイムだったんじゃないかなと思います。

マディソンに関しては、僕ができることはマディソンでしっかり金メダルを獲って帰ってくるという目標で、中盤後半が勝負だということが分かっていたので、しっかりそれに向けて自分は準備していました。今回合宿に行ったメンバーで、一番自転車に乗っていると思います。

  ーー最も印象に残っている場面は

一番印象に残っているのは、コーチからマディソンのメンバーを交代すると言われた場面でした。

僕としてはもちろん受け入れることはできず、理由はパフォーマンスではなく生活態度といった印象でした。ここまで準備してきて、その理由で落とすのは僕は全く納得していません。多分一生納得することはないと思います。

でもその決定は責任を取るコーチ陣が行うものですから、その決定をもとに僕はここからどうするのか、というのが大切になってくると思います。

  ーー応援をいただいた皆様への言葉を

結果として僕のオリンピックは、本当に勝者でもない、敗者でもない不思議な感覚で終えたオリンピックでした。ある意味、大きく負けたものではないので、しっかり次の目標を作り、それに向けてまた走っていこうと思います。応援ありがとうございました。


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