高体連全国合宿にて、チームブリヂストンサイクリング所属選手が指導

2024年12月20日から23日の4日間で、高体連主催でトラック競技の全国合宿が開催されました。

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合宿場所は、静岡県伊豆市にある日本競輪選手養成所内の『JKA250バンク』です。

この合宿には、インターハイなどで上位に入賞した高校1・2年生の男子27名、女子10人が参加していました。この合宿に21日は短距離選手の新山響平が、22日は中距離選手の山本哲央が指導を担当しました。

250バンクは、UCIトラック競技基準バンクですが、日本ではメジャーな規格ではなく、学生選手には走行する機会が多くありません。今回のこの合宿が数少ない機会となりました。

■12月21日(土) 13:00~15:30 新山響平

この日は、雨が降り、外にある400バンクと250バンクの2組に分かれて練習を行う予定でしたが、短距離組も中長距離組も室内の250バンクで練習を行いました。

学生選手たちは、普段走っているバンクとは、慣れない感覚のバンクですが、2日目ということもあり、小慣れてきた感じで走っていました。

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新山は、年末のグランプリを控えている事もあり、実走は出来ませんでしたが、学生選手たちへはラインの取り方や、どこが踏むポイントなのかを熱心に伝えていました。

学生たちには、ここで一気に上達することは無いけど、アドバイスしたことを各学校へ持ち帰って、練習の糧にして欲しいとのことでした。

■12月22日(日) 09:00~12:00 山本哲央

この日は、外にある400バンクと250バンクに分かれての練習。250バンクには18名の中長距離男子選手が山本選手の指導を受けます。

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まずは、間隔を空けて全員でトラックをグルグルと回ります。そして、山本が「右手をハンドルから離して」と声を掛けます。3周したらこんどは「逆の手でハンドルを持ち換えて」とこちらも片手操作で3周します。「じゃあ最後に両手を離して」と手離しで3周しました。これは腕に頼らないで、体幹でバランスをとる練習になります。

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次に山本が指示したのは、バンクを逆回りで走る事。こちらも普段とは違う感覚なので、躰のバランス感覚を養うのに行います。箸を利き手と逆の手で食べてトレーニングをする格闘技選手のようなものでしょうか。

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その後は、ハンドルをTTハンドルに付け替えてタイムの計測。タイムアップのためのワンポイントアドバイスを山本が行いました。

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そして最後に、マディソンで手を繋いで交代するシーンの練習。2人1組で練習をしました。山本も実走しながら、学生選手たちへアドバイスを行いました。

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短い時間でしたが、新山と山本のアドバイスが刺激となり、次世代の選手たちが育っていけば、チームブリヂストンサイクリングとしても嬉しい限りです。

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