【選手紹介2025】木綿崚介 プロフィール

木綿崚介

モメン・リョウスケ/Ryosuke MOMEN

2006年12月11日生・北海道出身
競技/種目:トラック/ロード
主な経歴・戦績
・松山学院高等学校卒業予定、日本大学新1年生
・ジュニア強化指定選手
・2024アジア選手権トラック ジュニア マディソン優勝、ポイントレース銀メダル、オムニアム銅メダル

アジア選手権のジュニアクラスでいくつもの好成績を残したこれからのホープ

2025年3月に松山学院高校を卒業予定の木綿崚介。2024年のトラックアジア選手権にジュニアクラスで出場し数々の表彰台を獲得しています。元々は北海道出身ですが、自転車競技を突き詰められる環境のある愛媛県の強豪高校に、いわば自転車留学しています。ジュニア世界選手権にも出場している、これからの成長が期待されるホープです。


ーー自転車競技を始めたきっかけは?

父やいとこが北海道でウィンタースポーツの夏場のトレーニングとしてロードバイクに乗っていたんです。その環境で小学生の頃から自然と自分も乗り始めて、大会も年に1回くらい出て楽しんでいました。中学生になるとJBCFなど全国規模のレースに父が連れて行ってくれて、プロの走りを目の前にしたときに「ここで走りたい」と思うようになりました。

ーー選手としての自分の走りのタイプは?

ジュニアレベルではスプリントが得意です。ロードレースでの最後のスプリントや、トラックのポイントレースでの中間ポイントなど、スピードを活かせる場面で強みがありました。ただ、今年エリートカテゴリーの全日本トラックに出てみたらまったく通用せず、エリートの高さを実感しました。

ーーこれまでの競技生活で誇りに思っている成績は?

2024年アジア選手権ジュニア・マディソンで優勝したことです。レースは前半全然うまくいかず、ポイントが取れず苦しかったんですけど、後半になって他の国が体力的に落ちてきたところでアタックを決めて、そこからずっと一着をとって逆転できたんです。あれは本当に嬉しかったですね。

ーーこれからエリートになることをどう考える?

今まではエリートの選手って、憧れのすごい存在でした。でもこれからは同じカテゴリーで戦う立場になります。まだまだ力の差は大きいと感じてますが、少しでも近づいていけるように頑張らないといけないなと思っています。

ーー自分の強みが発揮できる得意な場面は?

高校生のロードレースでは、展開が厳しくなって10人程度の小集団になるような状況でのスプリントは得意でした。大集団でのスプリントではまだそこまで突き抜けていないんですが、上りをこなして絞られたメンバーの中では自分のスプリント力が活きてきました。

ーー自転車以外に好きなことは?

オフシーズンにゴルフをしたりします。北海道はゴルフ場も多いので、コースを回ったこともあります。でもまだまだボールをたくさん失くしてしまうぐらいです(笑)。機会があればもう少し練習したいなと思ってます。

ーープロとしてチームに貢献するイメージは?

先輩たちには及びませんが、Jプロツアーなどで少しでもチームの勝利に貢献できるよう尽力したいです。

ーー2025シーズンの目標

エリートのカテゴリーになりますし、大学生にもなるので、全国大学対抗選手権での優勝を狙いたいです。また、今年は全日本選手権トラックで満足できる走りができなかったので、来年はより上位で戦えるようがんばります。

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