【選手紹介2025】梅澤幹太 プロフィール

梅澤幹太

ウメザワ・カンタ/Kanta UMEZAWA
*2025年新規加入選手

2004年6月23日生・愛媛県出身
主な経歴・戦績
・鹿屋体育大学新3年生
・2024全日本大学対抗選手権大会(インカレ) 男子オムニアム 優勝

インターハイで個人パシュート日本記録、インカレの男子オムニアムで優勝のホープ

2025年に鹿屋体育大学の新3年生となる梅澤幹太は、高校時代に3km個人パシュートでジュニア日本記録を樹立し、全日本大学対抗選手権(インカレ)では男子オムニアムを優勝した実力の持ち主です。父は競輪選手のフレームを作る自転車のフレームビルダーで、子供の頃から自転車競技の世界に携わってきた梅澤。その持久力を武器にする、レース感覚も鋭い、今後が期待される若手選手です。


ーー自転車を始めたきっかけは?

実家が自転車屋で、父が競輪選手向けのフレームを作っていました。父が乗っているということもあって、自分も自転車を始めました。小学生の頃まではバスケや水泳などいろんなスポーツをやっていたんですが、団体競技より個人競技が合うと感じていました。それで小学4年生くらいから本格的にロードバイクに乗り始めました。最初は遊び感覚だったんですけど、ロードレースに出るようになって、勝ちたいという気持ちが大きくなってきました。トラックはジュニア向けトラック練習会に参加するようになってからです。そのまま自然な流れで競技の道へ進みました。


ーー選手としての自分の走りのタイプは?

どちらかというと、逃げを積極的に狙っていくタイプです。序盤を抑えて、後半にかけて動いていくという感じです。スタミナ系タイプなのかなと思います。最近はみんなスピードに強くて、自分も強化してはいますが。周りには強い選手が多いので、自分はスタミナ系かなと感じています。集団が疲れてきたタイミングで仕掛けて逃げを作りたいですね。

ーーこれまでの競技生活で誇りに思える成績は?

今年、インカレで優勝したことは自分の中では大きいです。また、高校3年の時に、3km個人パシュートのジュニアの日本記録を出したことが大きな自信につながりました。インターハイではポイントレースと個人パシュートで優勝しました。

ーーエリートカテゴリーに入ってからの手応えは?

エリートになってから、1年目はただ付いていくだけで精一杯になってしまって、全然違うなと思っていました。2年目の今年は昨年よりも練習を積んできましたが、それでもトップクラスとの差は大きく、まだまだ強化が必要だと感じています。

ーー自分の強みを見せられるところは?

強い選手が疲れてきた時に、自分が逃げを作って、という走りですね。結構勇気は必要なんですが、まだエリート2年目なので、自分から積極的に動いたほうがいいなと思っています。

ーー足りない部分、強化したい点は?

トップ選手と比べると、パワーやスピードがまだ足りていないので、まずはパワーしっかりつけてから、より高いレベルの持久力系のトレーニングをしていきたいと思っています。

ーープロチーム加入への想いは?

ブリヂストンには今まで、すごい選手がいて、自分がその一員になれるということを感じています。今は大学が一番優先ですが、プロチームで走れるということに感謝して、経験を積ませてもらいたいなと思っています。

ーーチームに入ったチャンスをどう活かしたい?

少しでもチームの勝利に貢献したり、少しでもチームのためになるような走りがしたいと思っています。これまで強い先輩たちが積み上げてきたものを継承しつつ、自分がその一員として貢献していきたいです。まだ実力的に下の方かもしれませんが、将来的にはチームの勝利に貢献できる存在になりたいと思っています。

ーー自転車以外での趣味は?

最近はゲームやアニメを楽しむことが多いです。アクション系のゲームや、アニメでは『ジョジョの奇妙な冒険』などが好きですね。

ーー2025年の目標は?

トラック全日本選手権で表彰台に登ることです。特に全日本選手権や国際大会で上位進出することを目指しています。ですが、まずはインカレで3位以内に入りたいです。今はまだ経験不足で力も足りませんが、プロチームでの走りを通して、少しでも勝利に貢献し、チームの存在感を高めていきたいです。

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