1964〜1981年<br>《ブリヂストンサイクル自転車競技部》<br><br> 東京1964オリンピックの開催を機に創立、日本の自転車でのオリンピック・メダル獲得を目指し走り出す
社内の自転車競技部から成長、世界選手権・オリンピックへの出場を果たす
1964年に開催された、東京1964オリンピック。この開催を機にブリヂストンサイクル株式会社は、自社の機材がオリンピックを走ることを夢見て《ブリヂストンサイクル自転車競技部》を創立します。
この第1期生として、それまで学生選手として活躍してきた人材が、競技部員として入社することになります。彼らは、ブリヂストンサイクルという日本の自転車ブランドの威信を賭け、トラックレースとロードレースでオリンピックでのメダルを目指し、活動を始めます。
当初は九州にあった旭工場の社員と、埼玉の上尾市にある本社社員による二つのチームに分かれていましたが、程なく統合し世界の頂点を目指します。
活動開始を始めて2年、1966年には全日本選手権でのチームパシュートでタイトル獲得。1967年にはチーム選手が世界選手権に初出場を果たしました。
そして1972年、ミュンヘン1972オリンピックで、念願のオリンピック初出場。男子スクラッチに沼田弥一が出場しました。
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