【GREENLABEL BIKETRIP】廃線跡のサイクリングロードを走る輪行旅 Vol.1
GREENLABELの自転車に乗って、ゲストと一緒に自転車散歩・自転車旅をする連載「GREENLABEL BIKETRIP」。自転車のことはもちろん、ゲストに関係したテーマや、ゆかりのある地などを楽しく紹介していきます。
第一回目は、日本のバッグブランド「beruf baggage(ベルーフ バゲージ)」のデザイナー、高杉佳克さん。通勤・休日どちらのシーンでも自転車に乗り、フルに楽しんでいるという経験を活かしながら、自転車でも快適に使用できる機能性、シーンを問わないシンプルなデザインを兼ね備えたメッセンジャーバッグ、バックパックなどをデザインしています。今回は茨城県にあるサイクリングロード「つくばりんりんロード」を、JR水戸線・岩瀬駅からJR常磐線まで約40kmの道のりを走りました!
JR水戸線の岩瀬駅まで輪行(自転車の車輪を外し、専用の袋にパッキングして電車移動)した後、自転車を組立てて、いざスタート! ここはもともと電車が走っていたんだなあ......。と、高杉さん、どこか不思議でノスタルジックな気分と共に、正面にそびえ立つ筑波山を眺めながら、爽快に広がる田園風景の中をのんびりと、時には颯爽と走ります!
今回の旅のお供は、高杉さんが自らデザインしたメッセンジャーバッグ「RUSH MESSENGER BAG NC」。日本独自の「墨黒」を地下足袋用の染料で表現した生地を使用したシンプルなデザインに、自転車に乗る際のフィット感もキープした一品。自転車は、少し距離があるサイクリングにもオススメの、ドロップハンドル・16段変速の「クエロ ドロップ」。フォトジェニックなM.スパークシルバーのフレームカラーは、ノスタルジックな廃線サイクリングロードの雰囲気にぴったり。
つくばりんりんロードは、1987年に廃線となった関東鉄道筑波線の線路跡地を利用したJR水戸線・岩瀬駅からJR常磐線・土浦駅までのおよそ40kmのサイクリングロード。途中には当時のホーム跡が残されていたりと、まるで電車で旅をしている雰囲気が味わえるのが魅力です。高杉さんは写真も趣味とのことで、気になったところで、すぐに止まれる(引き返したりも!)自転車ならではのフットワークを活かしながら、フォト×サイクリングを楽しみます。ホーム下・線路上(だったところ)から、クエロ ドロップを撮影中!
20年以上前のフィルムのコンパクトカメラ「ニコン 35Ti」に、モノクロのフィルム「イルフォード XP2」で撮影した、高杉さんの今回の旅の写真はこちら。サイクリングロードに今でも残されているホーム跡や雄大な田園風景など、旅で出会ったものなどがノスタルジックな表現に。
クエロ ドロップで行く高杉さんの、つくばリンリンロードの旅はまだまだ前半。さらに近づいてくる筑波山、古き良き街並みを目指しながら先を進みます。次回をお楽しみに!
今回登場した自転車、「クエロ ドロップ」の詳細はこちら。
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