【GREENLABEL BIKETRIP】 廃線跡サイクリングロードを走る輪行旅 Vol.3

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グリーンレーベルの自転車に乗って、ゲストと一緒に自転車散歩・自転車旅をする連載「GREENLABEL BIKETRIP」。自転車のことはもちろん、ゲストに関係したテーマや、ゆかりのある地などを楽しく紹介していきます。
前回に引き続き、日本のバッグブランド「beruf baggage(ベルーフ バゲージ)」のデザイナー、高杉佳克さんによる、クラシックテイストのドロップハンドル・16段変速の自転車「クエロ ドロップ」で行く、廃線跡サイクリングロードを走る旅の最終回をお届けします。光が傾く美しい夕日~マジックアワーの中を駆け抜けるドラマチックなサイクリング時間に差し掛かりました!

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廃線跡を利用した「つくばりんりんロード」は、都会では味わえない、とにかく開けた雄大な田園風景が印象的で、一見単調な風景に見えてしまいますが、写真好きにとっては撮影ポイントの宝庫!道がどこまでも伸びる様子や、畑の規則正しい様子を写真におさめます。気になるところで、さっと止まってすぐに撮影するサイクリング&フォトの軽やかなフットワーク。やや怪しいポーズで撮影しているけれど、撮れた写真はかっこいいんです。

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今回の旅では、自身がデザインしたberuf baggageの最新メッセンジャーバッグ「RUSH MESSENGER BAG NC」に、持っていたカメラバッグ用のクッション内装をこのバッグに入れて、カメラバッグのようにアレンジ。バッグのフラップ全体を開けなくても、上部ジップからバッグ内部にアクセスできるので、カメラの取り出しが抜群に快適に! まるでサイクリスト用カメラバッグ?

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20年以上前のフィルムのコンパクトカメラ「ニコン 35Ti」に、モノクロのフィルム「イルフォード XP2」を詰めて撮影した、今回の旅の写真たち。色彩豊かな夕日やマジックアワーの色は、もちろんすべてモノクロームになってしまっているけれど「白黒写真には色を想像させる何かと、光を印象づける何かがあるんです」と高杉さん。クエロ ドロップの細くスマートなフレームも、印象的な一枚に。

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つくばりんりんロードの旅も終盤へ差し掛かり、空は360度マジックアワーに(後ろは振り返られませんが......)。別の世界にワープしてしまいそうな雰囲気の中をラストスパートしながら、ゴール地点のJR常磐線・土浦駅に到着しました!
beruf baggageのデザイナー、高杉佳克さんが、見た目もスタイリッシュな「クエロ ドロップ」に乗って行く廃線跡サイクリングロードを走る旅は、これでおしまいです。今回のようにJR水戸線・岩瀬駅からJR常磐線までの約40kmの道のりを走る場合、輪行(自転車の車輪を外し、専用の袋にパッキングして電車移動)などが必要になってきますが、それがクリアできれば、雄大な田園風景の中、高低差もほとんどない快適なサイクリングを楽しめます。ぜひ、高杉さんのようにカメラを持って、自転車旅を楽しんでみませんか?

今回登場した自転車「クエロ ドロップ」の詳細はこちら

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